“♬4 ヒソヒソ会議”
【目を閉じ・・・当時の記憶を辿る現代】
『む・・・指揮をとられていた山里准海尉が、倒られていたのは記憶にある・・・
後は、誰が倒れていたとかは・・・判らない。沖次准海尉もこの中に・・・?』
【林、香田、辻元 と ヒソヒソ話を始める 現代】
『信じられない話だが、俺たちの意識は、どうやら幼児に飛び移ってしまったって事だな・・・何か感じた事や解ったがあるか?』
『楽器に触れた時とかメロディ聞いた時は、音楽隊の我々になり離れたり 音楽の事を感じないと普通の幼児に戻る感覚がありますよね?』 香田がつぶやく。
『おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉあるあるある!』※一同不思議な盛り上がりwww
だから、今まで・・・家に帰っていても大人は、誰一人気付かないわけだ。
しかし、園児の記憶と自衛官の記憶が、交互して何とも言えない面持ちだ。
【現代が、呟く】
『俺たちの肉体は、死んでしまったのか? 』
【口を噤み 呟く 林】
『少し・・・探りをいれてきます・・・』
林は、しず香先生のもとに、近づく。
【林 (アユミちゃんちゃんver) の探り】
『あの音楽隊のおじちゃん おねーさんたちは、どうなったの?!』
【戸惑いを隠しきれず話す しず香先生】
『まだね・・・大きい病院に居るんだよ。まだ、寝ているから、でもきっと元気になるからお手紙書いておこうね~』
しず香先生は、何とも言えない表情をしていた。
その表情を読み取る 林。
林は、現代に報告した。『まだ、病院みたいです・・・。』
『そっか・・・ということは、肉体的、死んではいないということだな・・・昏睡状態か・・・。』
【頭を抱える辻元 】
『うぁ・・・。俺たちずっとこのままなのか・・・』
【宥める 現代】
『辻元 俺たちは、今まだ、生きてる・・・戻れるに決まっているさ・・・元気だせ・・・
今出来る事をやるんだ。生きていくしかないんだ・・・。』
戻れるという保証も術もないのだけど・・・。
林、香田、辻元 2等海曹 ( •̀ω •́ゞ)✧ビシッ!! 敬礼をした。
【焦る現代海曹長】
『・・・オイオイ ここでは、敬礼は辞めておけ 汗(・ω・;)』