表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/15

“♬2自衛官意識ナシ”


救急車!!!! 早く!!!!



音楽隊 数名が倒れていた。指揮者も倒れていた。



指揮者横のマイクスタンドに落雷したみたいだ。



最前列の中央付近の園児たちも余波か?!



数名が、椅子から転げ落ち倒れていた!!!!



しず香先生の叫び!!!!


会場は、一瞬の間に悲劇場と化した。




落雷! 怪我にはないのか?!



倒れている園児は、大丈夫なのか?!



演奏者 隊員数名 意識はない・・・



倒れた供・・・意識は有るものの、苦痛な表情が大人たちの顔を強ばらせた。



自衛官達は、冷静に状況の把握に努める。



救急車の手配、怪我人の確認と応急処置。



子供達への処置も開始・・・意識のない指揮者、隊員にAED処置が開始される。



救急車が来る間、必死の処置が続けられる。


AED 胸骨圧迫。 



大きな声で意識のない隊員何度も、呼びかけている。



『大丈夫ですか!!! 聞こえますか?』



叫び声、悲鳴が、飛びかう。



もう雨が降りそうな空模様。



ピーポーピーポー

次々と救急車が到着。




十台近くの救急車が、隊員、園児らを搬送していく。




誰もが予想もしない惨事になった・・・




なんて・・・事だ・・・。



隊員、園児たちは搬送され総合病院で処置される。



落雷余波で、負傷した園児たちは、軽傷であったが、落雷を間近で受けたと思われる数名の自衛官たちは、意識が戻らぬままで、予断許さぬ状況だった。



誰が悪いわけでもない・・・



天災、災害は、無慈悲である。それ故に、備えや構えは必要だ。



幼稚園には、負傷した園児たちに、笑顔が戻りつつあるのが、唯一の救いでもあった。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ