女装の思い出 ~罰ゲームとか、青春のアレコレ~
思い出しながら書いてるもんで、時系列などぐちゃぐちゃで読みにくいと思いますが、ご容赦ください。
本業終わりからバイトに行き、ヘルプで2つ隣の市まで行かされて、深夜に「これから一時間かけて帰宅かー」と車中でゲンナリしたり、無理矢理ハイテンションになったりしてたんですが。
まぁ、そしたらね、なんとなーく若い頃のことを思い出しまして、あんなことあったなー、とか、あんとき、こうだったなー、なんて、昔付き合ってた彼女とのこと思い出して無駄に凹んだり、バカやった昔の友達思い出して、どうしてんのかなーって思ったりして帰ってたんですね。
で、中高生の頃に女装した思い出なんてのを思い出して、懐かしいなーってなりまして、同じ思い出を共有できる同士がいないかなーと、書いていく次第です。
さて、奴隷は小学生の頃はずっとボウズ頭でした。
で、中学にあがって髪を伸ばし始めたんですが、この頃から奴隷は女の子に間違われるようになりました。
今じゃおっさんの奴隷からは想像がつかないんですが、当時は本当によく女の子に間違われて、友達の家に遊びに行って、友達の妹に「お兄ちゃんが彼女連れてきた」と気持ち悪い勘違いされたりもしました。
夜、田舎の温泉街にありがちな自治体の共同浴場に徒歩で向かっている最中に、酔客のサラリーマン連中に「おじょーちゃん、ちょっと◯◯って店どこか教えて」って、訊かれた挙げ句、比較的、まだ素面そうな若いサラリーマンの部下っぽい人が「◯◯さん、中学生くらいの女の子に訊いてもスナックなんてわかるわけないでしょ」って、奴隷が女の子である前提を除けば、至極まっとうな突っ込みに。
「そもそも奴隷は男の子だもん( ノД`)」
と、無理矢理低い声で知りませんって答えてやったりしました。
さて、そんな奴隷が女装をすることになったのは、初恋の相手で、当時お付き合いもさせて貰った先輩女子のせいでした。
中学2年生だった奴隷は、図書委員をやってたんですが、そこで先輩女子の方たちのおもちゃになったんです。
完全にお人形扱いで、化粧させられたり、スカート履かされたり。
まぁ、それで可愛い可愛い言われるのは複雑だけれど、まぁ文字通り可愛いがって貰っているんだしと受け入れてはいたんですよ。
あと、クラスメートの男友達の。
「カッコいいって言って欲しいとか贅沢だろ、可愛いって言って貰えるだけ羨ましいわ。不細工って言われるのに比べたら、なぁ」
と、ガチトーンでぼやかれたらね。そりゃ、確かにそうかってなりますしね。
ただね、一度、同学年に先輩方と複数人の女子方に交じって、いつも通りに弄られながら、話を聞いてたんですが、バストのカップの話やら、生理痛の話、恋ばなとされましてね。
ずーっと無言で聞いてたんですけど、如何せんキツくて。
「すいません、男が交じっていることを思い出してください」
と言ったら。ほぼ全員に。
「あー、奴隷くんは女の子だと認識してるからダイジョブ」
と言われた時は泣きそうでした。
さて、そんな奴隷が高校に進学して。
またしても図書委員が鬼門でした。
奴隷は中学では一年と三年の時にクラス委員なるものに推薦&挙手による選挙で選ばれてしまい、念願の図書委員には二年生の時にしかなれませんでした。
高校でも、何故か二年生の時にクラス委員に推挙されまして、おかげで、図書委員の顧問からは。
「奴隷が二年生の時に図書委員じゃ無かったせいで、あいつらがふざけて◯◯を委員長にしちまったじゃねーか、責任もってお前が委員会運営をやるように」
と、理不尽な命令をくだされたりしました。
さて、高校の図書委員&パソコン部はOG OBの先輩まで入り浸っての中々に愉快なところだったんです。
もう成人の先輩方も交えて、学外でも皆で遊び回ったりして。
あと、当時、人気だったマジック&ギャザリングを初めとするトレカの大会に出場する選手も先輩にはいて。
高校のあった市の公民館を借りて、トレカサークル活動もしてたり。
因みに先輩は公民館の利用許可を得るさい、「数学者が産み出し、世界大会も開かれる。青少年育成にとって素晴らしいコンテンツで、公民館での活動に相応しいサークルです」と言い切ったそうです。
嘘は言って無いけれど(--;)
さて、そんな個性抜群で愉快な先輩、同学年、後輩に囲まれて、またしても奴隷は「着せ替え人形」となりました。
先輩方の家でゲームをやり、罰ゲームを決めて参加したんですが、みんな自己申告で罰ゲームを決めるなか、奴隷は女性陣の要望で「駅前の商業施設で女装」が決まりました。
結論いえば、先輩方に遠慮したりしたせいで、奴隷はビリとなり。後日に罰ゲーム決定。
さて、後日、駅前に先輩方や同学年(当時は一年生で、まだ灰汁の強すぎる後輩たちはいなかった)たちと待ち合わせて。
商業施設内の地下にあるカラオケやゲーセンで遊ぶこととなりました。
さて、待ち合わせているあいだ、同学年の女の子Aちゃんと一緒にいると、Aちゃんの中学時代のお友達女子と出会しました。
しばし、懐かしそうに話して、別れたあと。
「あの子たち、奴隷くんを、先輩と間違えてた」
と言われまして。
なんでも、奴隷が彼女たちの中学時代の憧れの先輩に似ていたそうで、「えっ、Aって、先輩と付き合いはじめたの」と言われたそう。
「それで、少しのあいだ、連れてかれてたのね」
なんて会話してたら、先輩たちも来て合流。なんやかんや10人以上いて、入りきれずに部屋を3つ取って入店。
で、先輩の私服を借りて罰ゲーム開始。
完全に女装したあと、OBの先輩二人が、一人で歩かせるのは可哀想だからと同行を志願してくださって。
奴隷と先輩二人の三人で階上のテナントに入っているアパレルショップなどを散策することに決定。
さらに女子陣が離れて後ろから追いかけて、様子をカラオケ店の待機組に報告となりました。
さて、同行してくださった二人。
一人はトレカサークル代表。ツーブロックの短髪をワックスで逆立て、手には鋲つきのフィンガーレスグローブ。厳ついロックファッションの似合うナイスガイ。
一人はすんごい長身に、白のロングコートと編み上げブーツが様になる。長髪をうしろで束ねてグラサンもカッコいい、こちらもナイスガイ。
そして、真ん中は女装チビで無駄に気合い入ったコーディネートの奴隷。
売れないビジュアルバントみたいな三人組で、むしろ店内の注目の的に( ノД`)…
カラオケ店に戻ったら散々に爆笑されましたよ。
さて、奴隷は高校と中学の文化祭でも女装しました。
これも、先輩方や同学年、後輩にせがまれ(脅迫)されて仕方なくでしたが。
まぁ、やってる最中は開き直って、堂々と校内を練り歩いてやりましたが、如何せん田舎の学校ゆえ、いくらお祭り騒ぎ中とはいえ、そんなとち狂った奴は奴隷だけでした( ノД`)…
あー、流石に堂々と男子トイレに入った時は男女双方から怒られました(解せぬ)
中学の時はクラスメートに爆笑され、担任の先生(♂)からは。
「奴隷、似合っているし、先生、人の趣味を否定したくないが、あまりのめり込み過ぎないようにな」
と、嬉しくないアドバイスも貰いました。
あと、何かとお世話になったクラス委員会の顧問には爆笑されつつ。
「奴隷、スカート丈が長すぎる。もっとたくし上げろ」
とセクハラされました。
高校の文化祭の時は、図書委員恒例の古本市や、何故か委員会として、他の企画もやって欲しいとの要求から、本部テント周りで女子発案のクイズ大会を何故か反対した男子が企画制作運営の全てをやらされ、挙げ句、何故か委員長にかわり、一番反対した奴隷が企画、運営の全ての統括と、誰もやりたがらなかったために、当日の司会も担当。
そんな中で女装も敢行。
カオスでした。
因みに高校文化祭の女装は三年連続やりました。
恒例行事でした。
一年生のとき、同学年のAちゃんと先輩のセーラー服を借りて女装した奴隷の二人で文化祭の出し物を見て回っていたら、いつぞやのAちゃんの元同級生二人と遭遇しました。
どうやら、他校の文化祭に遊びに来たらしく、またもやAちゃんと三人仲良く話しておられたんですが、流石にね、女装してるし、頭下げただけで(下げ返してくれました)無言でいたんですけど。
一応、面識はあるし、前回名乗って無いけど、Aちゃん経由で知ってる筈だし、ずっと横にいるけど、気にしてない様子だしと。
「奴隷も交ぜてよー」
と、ちょっとふざけ気味に、拗ねた感じでAちゃんに言ったら、その瞬間、お二人さんにAちゃんが連れてかれちゃって。
しばらくして戻ってきたAちゃん曰く。
「二人とも、完全に女の子だと思ってたんだって、で声が男でびっくりして、『ほら、この前の駅前の時のだよ。罰ゲーム中なの』って言ったら、えっ、って顔してウケタ」
だそうで、泣きそうになりました( ノД`)…
因みに高校の時の担任(♀)には。
「奴隷さん、とっても似合ってますね(にっこり)でも、校内でやると、色々と苛められたりとか、あるから、ねっ」
と、こちらも何か奴隷が趣味でやってる前提で言われて泣きそうでした( ノД`)…
まぁ、なんやかんやと楽しんだんですけどね。
成人してからも、夜のお仕事やら、なんやらで数回女装してますが、(お客様(♀)要望で)なんで、女性で男を女装させたいんだろうと何度も思いましたね(笑)
同士がいたら、コメント欄にコメント宜しく(*-ω人)
感想とか、俺も同じ経験あるコメント、または私もやらせていたコメント、お待ちしてますщ(´Д`щ)カモ-ン