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ロウキュー娘♡?  作者: 千園参
第1章 The story of Otatsu starting from here 《同好会編》
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第20Q vs SuiO Part 2

 さて、さてさて、そろそろ試合を行うわけだが、ここでも少しルール説明をしておこう。

 バスケットボールは5人で試合を行う都合上、大きく5つのポジションに分かれている。



Cセンター

 まずはCと略されるセンター。センターのポジションにつく選手はもうお分かりかもしれないが、チームで最も背の高い選手であることが基本となるだろう。センターはゴール下で敵のセンターと陣取りを行い、ミドルシュートが外れるなどして、ゴールリングからボールがゴールせずに落ちてくることをリバウンドと呼ぶのだが、それをオフェンスでも、ディフェンスでも行い、オフェンス時はリバウンドを取って、ダメ押しのゴールを決めたり、体勢を立て直したり、ディフェンスではリバウンドを取ることで相手の攻めを終わらせたりと、ゴール下の最も重要な役割を担っている。

 ちなみにかの有名な某バスケ漫画では《リバウンドを制するものがゲームを制する》とまで言われるほど、リバウンドを取ることはバスケにおいてとても大切なことなのである。確かにディフェンスにおいてリバウンドが取れないと相手の責めが一生終わらない、オフェンス時はシュートが外れた場合、攻撃が長く続かないという欠点を生み出してしまうからだ。

 またリバウンドを取るだけが仕事というわけでもなく、ゴール下でパスをもらい、身体の大きさとパワーを活かしたプレーをするのもセンターの仕事だ。



PGポイントガード

 続いてPGで略されるポイントガード。ポジション位置としてはゴールに対して正面、スリーポイントラインの中央、センターサークル付近となる。

 このポジションは自分が攻めの真ん中に立っているという利点を活かし、ゲームメイクを求められるポジションと言える。

 そのためこのポジションで求められる力は視野を広く持っているということ。誰が今どのような状態にあるのか、どう攻めるのが得策なのか、ディフェンスはどこが崩しやすいのか、などなど、エトセトラエトセトラ。

 またバスケは展開が早いため、場面は数秒で移り変わってしまう。そのため1秒前はフリーだった選手も、1秒後にはディフェンスに捕まっている。ということは当たり前のように起きる。その中で最善策を瞬時に組み立てる司令塔がこのポジションである。



SFスモールフォワード

 次はSFで略されるスモールフォワード。このポジションではフォワードという名前でもわかる通り、得点力を有している選手がつくことが多い。ポジション位置はポイントガードから見て左横。

 このポジションで求められるのは、ドライブによる切り込み、突破はもちろん、ポジション位置を活かしたスリーポイントシュートという、状況に合わせて多彩な攻撃パターンを持っていることが特徴的なポジションである。



PFパワーフォワード

 PFと略されるパワーフォワード。スモールフォワードにどことなく似ている雰囲気のある、このポジションは、センターと反対側のゴール下に位置している。フォワードの名の通り、スモールフォワード同様に突破からのシュートに加え、ゴール下であることから、センターの役割に似たプレーも行わなくてはならなくなってくるため、このポジションにつく選手はセンターのように、ゴール下でのリバウンド勝負に参加する他、相手選手との力比べで競り負けない強さを持っている必要がある。



SGシューティングガード

 SGと略されるシューティングガード。位置はポイントガードの右横。シューティングの名でもわかる通り、ミドルシュートを得意とする選手がつくことが多いポジション。とにかく状況に合わせてミドルシュート、3Pシュートを放つため、シュートの精度、成功率が高くなければ話にならないポジションと言えるだろう。



 以上が攻撃時、オフェンス時に用いられるポジションとなる。ちなみにディフェンス時はこのようなポジションはあまり関係なくなることもあったりする。

 というのも、ディフェンスは守れればいいため、確実に守るために自分と似た体格の人間を守ることが多くなるためである。

 オフェンスではSGの選手だが、体格的にはPFの選手と同じくらいならば、そちらを守ることもある。しかし、だがしかし、高校ともなってくると、センターが大きい選手に回ってくるように、ポジションにつく人間は大体似たような体格をしていることが殆どであるため、ディフェンスもそう大きく変わることもない。

 ただ戦略としてあえてディフェンスを変えることはある。



 さて、さてさて、ここまで物語とは何の関係もない話ではあるのだが、バスケを楽しむための知識として覚えておいてもらいたい。

 そんな説明をしていると、いよいよジャンプボールが始まろうとしていた。

 ジャンプボール、別名TIP-OFF(ティップオフ)。試合開始の合図みたいなもので、センターサークルの中で、審判が天高く上げたボールを両チームの選手が一斉に叩き合うことで試合が始まる。

 この儀式で最初の主導権を決めるというわけである。もちろんこの最初の主導権勝負でサークル内に入るのは、当然と言えば当然、最も背が高い、センターというわけだ。

 サークル内に大隈と若林が入る。

「うわっ! でかー!!!? 本当に同じ女の子!!!!!????」と大隈と対面した若林は思った。

 審判がボールを上げ、試合が幕を開けた。

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