俺の幼なじみとクラスの転校生が修羅場過ぎる№1
俺の名前は大宮大地。春日高校に通う2年。今は訳あって幼なじみと暮らしてる。
「大地~起きろ~!」
朝からうるさく起こされた。
「おはよう、真夏」
そうこれが俺の幼なじみ朝倉真夏。学校では1・2位を争う高嶺の花だ。
「ご飯出来てるから一緒に食べよう」
「俺いいや。」
「ダメ!一緒に食べるの!!」
「一人で食べたい。」
「大地のいけず~!」
「もーわかったから」
「やった~!」
家ではこんなに子供ぽくはしゃいで甘えてくるのだが学校では可愛い過ぎる
せいか孤独のお姫様で誰も話しかけない。いや近づきにくいだけかも知れない。
なぜなら彼女は可愛い過ぎる。 男子からはお嫁にしたい人一位
女子からはなりたい人一位だから尊敬し過ぎて近づけないのだ。
俺も少し心配している。
だからといって俺に甘えるのはちょっと・・・
「学校、友達出来たか?」
「ま、まだ」
「そうか。なら休み時間に俺のクラスにこいよ。」
「で、でもそしたら大地が・・・」
「あーそれなら心配いらない。」
「何で?」
それは言えない。クラス内カースト上位にいてその上結構人気があるなんて言えない。
「とりあえずこいよいいから」
「わかった♪」
真夏は目一杯笑う
「じゃあ先行くわ」
「え?ご飯は?」
「またあとで」
そう言って俺は家を出た。
家を出ると一人の男子生徒が待っていた。
「おはよう大地。」
「おはよう光太」
この人は俺のもう一人の幼なじみ高樹光太。光太、俺、真夏はよく遊んでいた
すると家の中から
「大地のあほ~!一緒に食べるって言ったのに~!」
真夏が怒っている。
「大地~それはダメだよ」
「うっせー。言ってろ。あいつの世話するのしんどいんだぞ!」
「あはは、真夏の事だからね~♪」
「もう行くぞ」
「はいはい」
「見つけました。うふふ♪」
俺はきずいていなかった。誰かが後ろをつけていたことに。
「おはよう~♪」
「お、大地と光太じゃん、おはよう」
学校にはスクールカーストと言うものが存在する。いわゆるクラスの一軍・二軍・三軍だ。
俺はスクールカースト上位つまり一軍だ。もちろん光太も。
スクールカースト上位にいるといろいろ便利なのだ。
ちなみにさっき俺におはようを言ったのは坂本拓流
そのとなりが三月ミチル、サンガツと書いてミツキと読む
まだ来てないのが三人。永島幸助、冴原嘉穂、乃木優香この三人だ。
するとドアが勢いよく開いて
「こら大地!出てきなさい!」
真夏が怒って来たのだ
「朝倉さん。お、落ち着いて」
「大地を出して大宮大地を出して!」
ヤバいガチギレしてる。
「だ、大地!お前いつの間にあ、あの朝倉さんと仲良くなったんだよ。」
「そうよ。いつの間に仲良くなったのよ!」
拓流と三月がスゴい興奮してる。
「それは代わり俺が話しておくから行ってきな」
「サンキュー光太」
俺は覚悟して真夏のところに行った。