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それぞれの正義  作者: いのしし
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出会い

公園に行くと、由紀が紙袋を持ってベンチに座っていた。


髪は肩までのセミロングでブラウンのコートを着ていた。


まるでお嬢様のような清楚感のある座り方をしていた。


「ゆきさんですよね?ゆうです!遅れてしまいました!」


僕は由紀にです話かけた。


「ふふっ私も今来たところですよ!はい!チョコレート!美味しくなくても食べてね!」


由紀がそう言うと、紙袋を渡してくれた。


「ホワイトデー、楽しみにしてるね!」


由紀がそう言った。


「ありがとうございます!楽しみにしててください!」


僕はそう言った。


「それじゃあ、そろそろ帰るね!またね!」


由紀がそう言って帰ろうとした。


僕は思った。


由紀は人なつっこくてチョコをくれただけだと。


もっと由紀と会いたい。


僕は言ってしまった。


「あのさ、もし良かったら明日ご飯でもどうかな?」


僕はつい顔が赤くなってしまった。


「ごめんね!明日は予定があるんだ!」


由紀が言う。


断られてしまった。


「そっか、それじゃまたね!」


僕は断られて恥ずかしくなってしまい、早く帰りたかった。


この場から逃げたかった。


「でも、明後日なら大丈夫だよ!」


由紀が笑顔で言う。


「え!?」


僕は一瞬何の事か分からなかった。


「明後日は優くんダメかな?」


由紀が言う。


「明後日、ご飯行きましょう!」


僕はテンションが上がって答えた。


「ふふっじゃあまた明後日ね!夜も遅いし私そろそろ帰るね!またね!」


由紀が言う。


「またね!」


僕がそう言うと、由紀が笑顔で手を振って帰った。


僕はにやけを抑えきれず、ニヤニヤしながら帰って行った。


そして明後日。


僕たちの街で有名なパスタのお店で待ち合わせをした。




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