表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
それぞれの正義  作者: いのしし
3/4

接近

由紀ともっと仲良くなりたい。


次会ったとき、絶対に連絡先を交換しよう。


僕はそんな事を思いながらSNSを開いた。


すると一通の友達申請が来ていた。


誰だろう。


見てみるとそれは「ゆき」と言う人物だった。


「え!?」


僕は嬉しさと驚きでつい声が出てしまった。


プロフィールを見てみると、案の定、沢田 由紀だった。


僕はもちろん承諾した。


僕は由紀にメッセージを送った。


「友達申請ありがとうございます!沢田由紀さんですか?」


すると、数分しないうちに返信が返ってきた。


「沢田由紀です!ゆきで良いよ!」


可愛らしい絵文字付きで僕はとても舞い上がっていた。


「じゃあ、ゆきさんで良いですか?」


僕はそう送った。


「敬語じゃなくていんだよ?(笑)」


由紀が返してくる。


「じゃあゆきさんよろしく!」


僕が返す。


「あ、そう言えばもう少しでバレンタインデーだね!チョコレート食べれる?(笑)」


由紀がそう送ってきた。


そう言えば今日は2月7日。


バレンタインデーまであと一週間だ。


僕はチョコが貰えると思い、一人テンションが上がっていた。


「食べれる!」


と、まるで子供のような返信をしていた。


「可愛い(笑)つくってあげるから食べてね(笑)」


由紀から返信が来る。


「ほんとですか!?楽しみにしてます!」


僕はそう送った。


それから、テニスの話や学校の話や最近のTVの話、たわいもない話をした。


そして、2月13日の夜。


「明日、公園に来て!」


由紀がメールを送ってきた。


「おっけー!」


僕はそう送った。


僕はとても緊張していた。


メールのやり取りをしていたけれども、二人きりで会うのは初めてだったからだ。


2月14日の夕方。


僕は公園に向かった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ