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それぞれの正義  作者: いのしし
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過ち

ある日事件は起きた。


僕の名前は佐藤(さとう) (ゆう)。高校三年生だ。


僕には好きな人がいた。


彼女の名前は沢田(さわだ) 由紀(ゆき)


由紀は他の学校に通っており、ほとんど接点もなく、もちろん付き合っている訳でもない。


僕が一目惚れをしたのは部活動のテニスの大会での事だ。


由紀はテニスが上手く、いつも上位に入賞していた。


僕はその日はたまたま調子が良く、ベスト4という結果になれた。


その時、由紀は僕にそっと近づき、


「優くん、おめでとう!」


と言ってくれた。


僕はおめでとうと言われた事も嬉しかったが、名前を知っていてくれた事が凄く嬉しかった。


「ありがとうございます!由紀さんもおめでとうございます!」


僕は緊張してしまい、敬語で言う。


「ふふっ、敬語じゃなくていいんだよ!」


由紀がそう言って笑う。


「優くんのテニス、カッコ良かったよ!また話せると良いね!それじゃまたね!」


そう言うと由紀は立ち去っていった。


僕と由紀は同い年だ。


けれど、由紀は見た目がとても幼くて可愛い。


それでいて性格がお姉さんのように便りがいがある。


僕は完全に惚れてしまった。


けれど、この恋が僕の人生最大の過ちだった。





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