第13話 宗平(そうへい)のもてなしにありつく女性2人
───宗平の自宅にて、謎の女の人2人組はガツガツと飯にありつく。調理した料理、それは前世にてよく作った野菜と肉、特製のソース入りのソースやきそばとおにぎり、トリ出汁のスープ。
「うん。うまし、うましっ、味は少々しつこいですが、これはこれでイケますっ」
「おいしぃ~~~です。こんな美味しい料理、1年間振りですぅ~~~」
緑色のおかっぱ頭の女の子はズルズルとやきそばをすすり、口に運ぶ。そして栗色のショートヘアーのエルフはぽろぽろと涙を流し、ほっぺを押さえて堪している。
すると宗平は台所から調理した料理を運んでくる。
「野菜サラダも食べろよ、栄養が偏るからな…………ホラ、トマトとレタス、玉ねぎとゆで卵のサラダだ。そして茹でたとうもろこしだ」
宗平はテーブルの上に特製サラダと茹でたとうもろこしを置く。ちなみに、この野菜らは宗平が育てた野菜達だ。ちなみに玉ねぎとレタスと卵は除く、それは食材屋で買ってきた。
「げぇ~~~野菜、嫌い。私はそんな草より、肉を寄越せ、肉をっ」
緑色のおかっぱ女の子は箸をパチパチさせてオーダー。
宗平は、彼女の頭にポンっと手を置き。
「ダメだよ、野菜も食べなさい。食べなくちゃでかくなれないよ、それに肉ばっかりじゃ健康的に良くないぞ」
「子供扱いしないでください、私はこう見えてぴちぴちの15歳。育ち盛りなのですよっ」
宗平の手を払い、自身の胸をアピールするかのように張る。
「育ち盛り…………ね?」
宗平は、緑色のおかっぱ女の子の少しばかり盛り上がった乳房を、じとっと見つめる。
「はっ…………まさか、野菜を勧めるのは私を健康的かつナイスバディな身体にして色々とやらしい事をするために?セクハラですね?」
「何でそうなる?そんな事考えてないから、食べなさい。この野菜、俺が育てた野菜だから、感想を」
「マヨマヨマヨマヨ~~~~」
「こら、マヨネーズをそんなにかけるんじゃないっ」
と、宗平はマヨネーズをドハドバと支配するようにサラダにかける緑色のおかっぱ女の子を注意する。一方の栗色ショートのエルフは、茹でたとうもろこしをパクパクと美味しそうに食べている。
「マヨネーズは、乙女の嗜み。聞いたことありませんか?」
「ない、そんな酸っぱくて油っこくて臭い嗜み、あってたまるか」
宗平は、ツッこみの一言。
「う~~~~ん。やっぱり、野菜サラダにはマヨネーズが合いますぅ~~~」
と、マヨネーズまみれの野菜サラダをパクパクと頬張る緑色のおかっぱ女の子だった。
(とりあえず、何かしらの工夫が必要だな…………)




