痛みの雨 -アムリタ-
三編めれさん作
「都に霞むアムリタ」のイメージソングの歌詞です。
曲をつける都合上、修正するかもしれません。
あと、ネタバレ要素は一切ありません。
では、どうぞ──
この願いは
この想いは
痛みの雨に流されてく──
"いつも 君を想う"
雨 いつも降り注ぐばかりで
冷たく、前途を濡らしていく
希望などない荒れ果てた道
結びつけられた絆で歩き出す
"そう、僕らは
逃げるように旅立った"
"世界を救う"?
それが義務なら、
この荒廃《現実》は何──?
荒れ果ててく
枯れ果ててく
痛みの雨は優しく
残酷な想い《世界》を包んでく
この願いは
この想いは
痛みの雨に流されてく──
"いつも 君のために"
花 いつも素直になれなくて
冷たく、傷をつけあった
全て雨のせいにしたけど
結局、それも荒んだ心のせいで
"そう、僕らは
逃げるために傷つけあってた"
"共に歩こう"
それが自由なら、
この痛みを払って!
届きたくて
届かなくて
僕は想いに溺れて
狂おしく、君しか見えない
気づかなくて
気づけなくて
君をただ想い続けてく
もう、
傷つくことさえ厭わない──
守ってあげたい
癒してあげたい
想いは募るばかりで
……苦しい
記憶の欠片を拾い集めてた
"君さえいればよかった……"
この痛みは
この想いは
君のために輝く
僕が欲していたのは
──君の全てで
この願いは
この想いは
痛む雨に溶けてく
冷たいけど、優しくて
この願いを
この想いを
今度こそ君に届ける
"歪んだ僕を受け入れてくれて
ありがとう"
"大好きだよ──"