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女の子になったらしたいこと  作者: 星野サミダレ
16/24

状況説明しました。3

「おじゃましまーす」


ナギサ以外に誰もいないことは分かっているけど一応挨拶はね。


「おう」


入ってすぐ目の前にナギサが立っていた。

目を合わせると見た事ないほど眉間にシワが寄っていた。

ナギサは神妙な面持ちで問いかける。


「どっちだ」


「え?なにが?」


「そっちか、よかった」


ナギサは目を瞑り安堵の表情を浮かべる。


「だからなにが?」


このやりとりの意味が全く理解できない。


「いやお前ら二人いるじゃん。どっちがサツキか分かんねぇんだよ」


なるほどそういうことか。

言われてみればそうだ。

そもそも二人で来ていることすらも説明していなかった。

サツキが深く納得していると、ナギサが天使を指さしながら


「もしこっちの幼女だったらどうしようかと」


「幼女じゃないよ!天使だよ!」


うん、ネタバラシが早いね。


「そっかー天使かー、よしよしー。この輪っかは天使ちゃんが作ったのかなー?」


ナギサは天使の輪っかに手をかける。

その瞬間、輪っかに触れた部分を針で刺したような痛みが襲う。


「あつッ!!!!な、なんだよこれ!!」


ナギサの手は真っ赤に腫れてしまっていた。


「ごめんね、急なことで避けてあげられなかったよー。この輪っかのバッテリーすぐ熱持っちゃって150℃くらいになっちゃうの。だから気をつけてねー」


天界は人間が思ってるほど文明は進んでないのかもしれない。

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