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常識知らずは気楽なようで


 サンタさん、スライダーガールが欲しいです。




 2日で五千文字書こうとしたけど出来ませんでした。


 プロット書くのはいいんだけど縛られて上手く書けないんですよね。

 プロットの最終地点に行くまでに心が折れるといいますか。


 だから書いてる時にその都度考えて書いてるから、理想より遅くなるという。



 愚痴はここまでにそれじゃあ、


 メリークリスマス



 よい睡眠を


 もう体を動かすなよって言いたい。


「とりあえず落ち着こうか」


「これが落ち着いていられるかあ! うあああ」


 メイはうつ伏せになって、叫ぶ。


「いい加減話しを進めよう。お前がそんなんじゃ明日になるぞ」


 俺はメイを無理やり正座させた。


「そうだね。ふっ、いいよ。どうせ一生このまま。ははは」


 表情が絶望に染まっている。激昂したり消沈したり忙しい奴だ。


「ミキヒトもそこに座ってくれ。落ち着いて話そう。いいかな」


 ミキヒトは戸惑いながらも頷いて座る。




「まずさ、俺達二人はこの世界に来たばかり。ミキヒトはこの世界に来て二年て事であってるよな」


 俺以外の二人は頷いて答える。


「正直、ワケが分からないことだらけだ。例えばメイは一回死んだ筈なのにこうやって生きてる」


 俺が両の手のひらをメイに向けると、ミキヒトが口を挟んできた。



「彼女は、すでに死んでいます。胸の裂傷も致命傷。この世界でのゾンビは魔気という物によって生き返った魔物です。この場合知性の欠片も無くなり、人を襲う存在になります。なのに彼女には感情が有りますし、感覚も見たところあるようです。この原因は分かりません」

 そういうのは屍霊使い(ネクロマンサー)とか屍の魔族リッチなんだけど。とか聞こえたが新しい単語が増えるのは困るから無視で。


「そうそう。俺はこういうやりとりがしたかったんだ。次いこうか」


 このまま順調に進んでいけば良かったのに、第三者が話し合いに入ってきた。



「魔王様が二人いるぅ!?」



 その声に振り向くと目をこれでもかと開けた少女が立っていた。




 しばらくの沈黙が続くと、ミキヒトが汗を吹き出し始めてズザザと壁に当たるまで後退していく。


「いきなりどうした」



「エリザベッタ、説明!」


 ミキヒトは先ほど現れた少女に言葉を投げつける。

 少女は俺に近づくと同時に滑らかに正座モードになると、意を決するように震える声で話しかけてきた。


「すみません、魔王様達はこのようなところで何をなさっておられておいでで?」


 魔王って誰だよ。多分この身体の元の持ち主だと思うけど。


 俺は前の世界で何回か人の中に入ってその度に殺してきたのだが、記憶などもコピーしてきた。それが何故かこの身体の記憶はコピー出来なかった。

 メイの時は急いで出てきたから例外として。


「この身体の持ち主の名前は魔王と言うのか?」


「一体どうしたのですか。持ち主って。あなたは魔王様ではないのですか?」


 俺は相づちをうつと済まなそうに答える。


「違う。俺はゼノだ。その魔王というのはこの身体を乗っ取った時に殺してしまった。知り合いだったらすまない。でもこれは仕方がなかったことなんだ」


「乗っ取ったって……」


 少女は知り合いが死んだという現実を受け入れられないようだ。


 すまない。俺はいまさら何てことをしてしまったのだと後悔する。



 船の中は静まり返ってしまう。

 この空気を打ち払ったのはいつの間にか復活した彼女だった。


「何しんみりしてるのよ。魔王って悪い奴なんでしょ。それを倒したなんてすごいじゃない。代金星っ」

 と俺の肩を思いっきり叩く。


 その後彼女が叩いた手を抑えてうずくまったのを横目に見てクスリと笑ってしまった。


「なあ、聞くけど、魔王っていうのは悪い奴だったのか?」


「いやあの、魔王様が悪い人というのは否定しません。けど、私が驚いているのはあなたが魔王様を殺したということであって」


 そこで区切って、エリザベッタという少女は今度はメイのことを見て愕然とする。



「ぁ、あなた、、魔王様の魔気が体に入っていて何ともないの!?」


「へ?」


「に、人間が。いえゾンビ、なの? でも、それでも人間のゾンビが魔王様の魔気を持って、平気でいられる筈がないのに。しかもただのゾンビが普通に人間のままでいるって。あなた何者!!」



「エリザベッタが、賢い?」


「は!?」


 エリザベッタはミキヒトの言葉に我に返ったとでもいうようにビクリと跳ねると、俺とメイの襟元をつかみあげて顔を寄せてきた。

 少女は小声で囁きかけてくる。


「ミキヒトの前ではね、私はいつも空腹のバカキャラって設定だから話し合わせて。あなた達困ってるのよね。後できちんと話しきいて上げるから。お願い」


 少女が手を離すと俺達は支えを失って頭をぶつけ合う。

 俺はそこまで痛くなかったがメイは頭を抑えてうずくまった。


 後で覚えておきなさいよとか聞こえた。動くと体が悲鳴をあげるお前に何が出来るのかと。


「んー。何、ミキヒト?」


「エリザベッタ、今どうしちまったんだ」


「ミキヒトー。お腹すいたー」


「いやいやいや、ごまかされないぞ」


「その子、さっき私の魔気がどうのこうの言っていたしそれの影響じゃないの」


「えー、ないだろ」


「あまり詮索すると痛い目にあうと思うぞ」


 俺の言葉に少し黙ると、分かったと言って口を閉じた。


 全然ごまかしきれてないけどこれでいいんじゃね?

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