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過去の栄光?



がおーー



眠い中書いたので訳わかんないところがあるかもしれません。





 私は一体どうなってしまったのだろう。


 仲間達の仇と仲良くなってしまうなんて。

 疑問が湧いて出てくるが、泡のように弾けて消えていってしまう。

 まるでそれが常識とでもいうように。




 心が苦しくなることも、痛くなることもない。

 ただ、あいつ。ゼノは少し話すと、とてもいい奴だと分かった。

 この世界にきて女王体の呪縛から解き放たれたのだろう。

 私の仲間達の何人かを殺してしまったことを何度も謝ってきた。



 それ以前にまだ息? のある私を殺そうとしてこなかった。

 前の世界であいつらに見つかったら即殺されるか、苗床の為に連れ去られるかだったのに。



 前の世界の出来事を少し思い出していた。



 私たちにあいつらを殺すすべはなかった。



 術はあったがなかったと言った方が正しいか。

 殺したらその死体が新しい感染源となり、排気口やらなにやらから感染者がさらに増えてしまうからだ。


 だから私たちはとにかく逃げる事にてっした。

 怖気を通り越して、皆ゾンビのように生気が無くただ動いているだけだった。


 だけど私と私の仲間達はそれでも必死に、一人でも多く逃がす為にあいつらを足止めした。

 殴る蹴るなど、ほとんどが近接戦闘だった。

 重火器やナイフなんてもってのほか。

 あいつらの傷口からは強酸性の体液が噴き出して重傷を負う。


 私達としてもあいつらが死んで感染者が増えるのは避けたいからそんなものは序盤しか使わなかった。


 あいつらを気絶させるしかなかった私たちに対して、あいつらは私たちを本気で殺しにくる。

 一人また一人と死んでいく。

 怖くなかったと言ったら嘘になる。


 それでも立ち止まる事は出来なかった。

 誰も死にたくなかったから。



 救いは少しだけあった。

 ゼノ。これではどの個体かわからないか。

 この世界に私と一緒に来た個体。

 彼のような特異個体が時たま現れたのだ。



 彼らは私たちを見つけると異常な行動をおこした。

 壁に頭を打ちつけたり、一緒に現れたあいつらに体当たりをしたり。

 特に異常だったのは、私が仲間とはぐれて非難シェルターを探していた時だった。

 彼、もしくは彼らがよたよたと迫ってくる。

 あの時は怪我が酷く、私は後ずさるしか出来なかったのだが、その状態が何十分と続いた。

 彼らは私を誘導していた。


 気づいてはいたが抵抗のしようがなかった私は、彼らが誘導しているのと逆方向に逃げようとしたとき、彼らに優しく? 押し戻された。

 そして気がつくと私は非難シェルターの近くにいた。


 私の仲間から聞いた話しだと、通って来たところはあいつらの巣だったらしい。


 仲間達と話しあったが私は感染していないし、通常個体にまったく見つからなかったのも不思議だ。

 その後のあいつらの襲撃でこの話はうやむやになった。




 彼、この世界のゼノはそんな特異個体達の苦悩を、少しだけでも分かってくれと頼んできた。


 私は少し、ほんの少しだけ仲良くなってるゼノの頼みを受け入れた。






 ゼノの死骸? を片付けたあと、私は自分の身体のことで考え事をしていた。


 貧弱過ぎる。


 おかしいよ……。こんなのふざけてるよ……。

 腹筋一回でダウンって。


 しかもお腹つった。


「し、しにゅ……」


 あとなんかさっき殴ったりしたせいか、酷い筋肉痛が。

 前の世界では腹筋千回、腕立て千回、スクワット千回etc.が日常だったんだよ。

 それがこんなに貧弱な身体になるなんて。


 異世界って俺ツエーするところじゃなかったの!?

 あれなの? ここでは前いた世界の千分の一以下になるとか。

 でもゼノはタコみたいな体で爆転してたとか言っていたし。

 本で読んだみたいな、特に運動していない人の身体能力が千分の一以下になったら重力に潰されちゃうんじゃないかな。



 結論、私だけこんなのふざけるな。

 ケッ。

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