7 くっころ遭遇
ど真ん中のストライクバッターアウトです。
ええ、揉めてる人達の真ん中に出ちゃいましたよ。
「何だお前は?」
ですよねぇー素早く状況をみる。
女性2人・主人と召使っと言ったところか?ショックです女騎士じゃないです!
男は2人組で鎧を着ています。こっちは騎士?
「えーっと・・・君達やめたまえ?」
つい語尾上げしちゃいました。
「何者かと聞いている」
えっ!女ご主人様怖いしむかつく!
「元村長?大村長?今は無職かも知れないです」
「どけ!めーん!」
騎士がいきなり切りかかってきました。はい、こいつら敵認定です!正面から切ってきたのでよけます。
「やるな!コレは使いたく無かったが・・・俺の[虎の胴切り]を冥土の土産に見せてやる」
なんか必殺技出すようです?
「虎のどおおおおーーー」
一歩踏み込んで腹を殴りました。
馬鹿ですか?
横に胴狙って切りますよって最初から言ってれば避けられます。
「お突きぃーーー!」お嬢様を狙おうとする所をいちごミルクをプッっと吐き顔に当たると怯む。
そこをすかさずくっころが、2本のナイフを投げとどめをさす。良い護衛です。
俺の方を向き、「お嬢様に手を出すのなら、私を殺してからにしなさい!」
くっころは俺がターゲットになり継続中でした。
もう、めんどくさいコイツら。
2人に向かって行きます。くっころは背中から何か取り出そうとしたので、その手を押さえ首を絞め気絶させる。
そのまま後ろのお嬢様の左手を引き、首を絞め気絶させた。追って来ないように服を脱がして縛って転がしといた。
来た道をソッコーで戻った。
色々ありましたが川先に着きました。2人ほど先着がいます。
じゃまをしないように竿を下ろします。
2時間後
釣れませんよ。
まぁ良い時間潰しになったので宿に戻ります。
何やかんやで3日たちカキモトさんの元にむかいます。
◾️◾️◾️
「こんにちはーどうですかー?」
「・・・コレはポップさん」
そこにはやつれてヒゲだらけのカキモトさんがいた。
「とりあえず1本作りましたどうでしょう?」
「良いんじゃないですか?」
「いや、ちゃんと抜いて見て下さいよ」
(ちっ!)
「何か?」
「いえ、拝見します」
そこには物凄い大きな刃文の刀があった。マンガの刀みたいだね。
(ダメだこりゃ・・・)
沸出来のド派手な深い刃文の日本刀があった。
試し切りが出来るとの事なので裏口に行く。
竹を立ててえいゃっと切ると、刃がポロっと大きく欠けた。切る前からわかってたけどね。
カキモトさんはびっくりしてる。
いやダメだろみた目からこの刀・・・
散々ダメ出しして帰る。また2日後に来る約束をした。