17 オーバー侯爵
ルーニーの親、オーバー侯爵って誰だ?
とりあえず図書館で検索してみよう!
って事で王立図書館に来た。
貴族年鑑を探す。
その時、俺らを探している騎士団が現れた。
「ここに犯罪者が逃げ込んでおらんかぁー!」
大声で怒鳴る。
眼鏡をかけた性格のキツそうな司書が、
「図書館は静かに!」っと叱ると、騎士団は謝り帰った。
(弱い!よわよわ!)
さて、ではゆっくり調べる事にする。
年鑑を調べると現国王の弟だったらしい。
土地なし侯爵だな。
まぁ権力抗争に巻き込まれたんだろう。
あるあるで、特にこれと言った情報は無かった。
図書館の喫茶室でベーグルサンドとアップルパイとアップルティーを食べる。
砂糖は貴重なので、アップルパイがぜんぜん甘くないのが残念だ。
部屋の隅を見ると昭和にあった電話ボックスみたいのがある。
使い方を見ると魔法を使った電話のようだ。
確かムゲン町のビート町長の家にあったような・・・
受話器を取り「ムゲン町ビート町長」っと言うと呼び出しコールが聞こえた。
『はーい!いつもノリノリのビート町長だよ!』
受話器から良いノリの声が聞こえた。
「ポップですけど」
『あーポップさん大変ですねー、王と騎士団から手配書まわって来ましたよー、まぁあんなもん金にならんので無視ですけどね!』
ビート町長の話だと、どうやら王・宮廷騎士団など王都ボルドールのお高い貴族様はとても嫌われているらしい。まともな人だったオーバー侯爵を王に推そうとしていたのだが、気付かれて始末されたそうだ。
ルーニーの身の上と、さっきの城での話をしたら、王都脱出を手伝ってくれるそうだ。
(いゃぁー良かった!)
ビート町長の指示通り3件先の釣具屋で竿を買い、担ぎながら川へ向かう。
羽のウイングマークが付いたボートに行き、船頭に合言葉「てまげ」と呟き船に乗り川を下った。
ルーニーは疲れているようなので毛布に包み寝かせた。
ニスモ町には寄らずムゲン町まで一気に航行した。
町の桟橋でビート町長が迎えてくれた。
町長の屋敷に案内され改めて礼を言われる。
俺の教えた新巻鮭などがものすごい勢いで売れて、町は未曾有の好景気だそうです。良かったね!
さて、じゃあ王都の奴らぶっ潰しますか!
向こうの会社でも黙ってて損ばかりしてたの、でそう言うのはもうやめました!
きっちり仕返ししちゃうよー!
この日「ボルドール被害者の会」を立ち上げましたわw




