10 ちびっ子
ニスモ町にやっと入りましたよ。
いやぁームゲン町に2週間も滞在するとは思いませんでした。
さてさて宿を探しますか、おっ!あそこ宿の前で干物作ってる!あそこしようそうしよう!
「こんにちはーここの宿に泊まるとその干物は食べれるのかな?」(ちびっ子だな?ここの子か?)
「はっ、はい!召し上がれます!」
(おっ!薄汚れたちびっ子なのに、ちゃんとした言葉使いだな?)
「そうか、わかった」
宿に入ってチェックインし3日分先払いしておく。
飯は別料金なので好きなものを食堂で注文するそうだ。
外に出るとちびっ子が上の段に届かなくて背伸びしている。
「そこの!」
声の方を向くと、くっころとその主人だった。
ソッコーでちびっ子の方に向き、干物を干すのを手伝う。
くっころ達が近づいてくる気配を感じる。
「いやぁー干すの大変だなぁー!」
「!!」「やはり!」「ペンダントは本物なのね?」
「はっ!だと思われます」
「お嬢様もお聞きになりましたよね?[星の大片]っと確かに・・・」
ゴニョゴニョ2人で話していたお嬢様とくっころは離れて行った。
(よかった!セクハラで捕まっちゃうと思ったよ)
干し終わったちびっ子は宿に入るとカウンターでお金をもらっていた。通いのバイトらしい。
カウンターで何か面白いものは無いのか聞くと、町南にあるタキ川で昨日からロブスターが釣れているらしい。それは良い!さっそく釣り道具をレンタルし朝超ぱやで出かけた。
タキ川に着くと干物のちびっ子が川で身体と服を洗ってる。
声をかけず上流へ移動する。
やめて!
ん!?ちびっ子の声が聞こえるトラブルか?
急いでちびっ子の所に行くと、3人の山賊に裸のまま羽交締めにされていた。
後ろからそっと近づきこっちに気づく前に3つの首を刎ねた。
刀を拭き納める。
ちびっ子はガリガリの体を抱え震えてる。服を探すが流されたようだ。
(女の子だったのか)
とりあえず俺の上着を着せる。
ちびっ子は何度もお礼を言っている。
釣りはやめてちびっ子を家まで送る事にした。
山賊のサイフ取り中身を抜いて捨てる。武器は売れるのでまとめて持っていく。
ちびっ子が持つというので預けて歩きだす。




