美園の孤独
フローライト第百十四話。
美園の春のライブツアーが始まって何か所か回ることになった。ただ近隣ばかりなので、泊まりは二日ほどだ。朔の絵はほとんど仕上げに入っていて、今度は利成がアトリエにこもるようになった。
「だいぶ朔君に刺激されたみたいでね、利成も真剣に集中してる」と明希が少し嬉しそうに言った。
朔は急に力が抜けてぼんやりと一日を過ごしていた。そんな中、黎花が絵の出来栄えを見に初めて天城家を訪れた。
「はじめまして」と玄関に出迎えた明希に黎花が挨拶をしている。そしてその後ろに立っていた朔に「朔、久しぶりだね。どう?元気にしてた?」と明るい笑顔を見せてから、美園を見て「美園ちゃんもお久しぶり。元気そうだね」と言った。
リビングで明希がいれたコーヒーを飲みながら少し皆で話をした。利成はまだアトリエにこもっていた。
「ほんとにお世話になってます。今回こういうことになってほんとに私も、アトリエの仲間も喜んでます」と黎花が再度明希に頭を下げた。
「いいえ、こちらこそ。利成も久しぶりに楽しんでいるみたいで・・・」と明希も頭を下げた。
「そうなんですか?それは良かったです」と黎花が笑顔になる。そしてその笑顔のまま朔に言った。
「朔はどう?今回やってみて」
そう聞かれた朔が考えるような顔をした。
「あれ?何か手ごたえ感じなかったの?」と黎花も首を傾げて朔の顔を覗き込んでいる。
「手ごたえ・・・というか・・・」と朔がまだ考えているのを見て、黎花が美園の方を見た。
「美園ちゃんはどう?朔の絵、見たんでしょ?」
「うん・・・今までで一番すごいよ」
「そうなんだ、じゃあ、すごい楽しみ」と黎花がコーヒーを口にしてから「あ、美味しい」と言った。
「利成が好きな味です」と明希が微笑んだ。
「そうなんだ~天城さんが」と黎花がもう一口コーヒーを飲んだ。
美園が朔をチラッと見ると、朔もコーヒーに口をつけていた。
「天城さんは上ですか?」と黎花が天井の方に視線を送る。
「そうです。案内しますね」と明希が立ち上がった。黎花が「お願いします」と明希の後ろからリビングを出て行った。
「朔も行く?」と美園は聞いた。
「いや・・・」と朔はコーヒーを飲んでいる。
「あの絵、気にいらないの?」
「いや・・・」と朔がまた同じ言葉を言う。
「何だか少し落ち込んでる?」
「いや・・・」とまた同じ言葉を繰り返す。
(燃え尽き症候群的な?)
美園はスマホを操作して動画を再生した。朔が気が付いてこっちを見る。
「何見てるの?」
「藤森來未の動画だよ」とスマホから目を離さずに美園が答えると、朔が自分のスマホを開いている。
「何か私は割とこの人好きだな」
「そうなの?どの動画?」と朔が美園のスマホを覗き込んできた。
「○○〇で検索したら出てくるよ」
そう言ったら朔が検索しているようだった。
「出てきた?」
「うん・・・」
自分のスマホをみるふりをして、こっそり朔の横顔を盗み見た。
(あーやっぱり、好きなんじゃない)とちょっと可笑しくなる。
でも・・・とういことは咲良も好きなのか・・・と複雑な心境になる。
奏空も咲良が好きだし・・・利成さんも・・・朔まで?
(あー咲良のどこがいいのかわからない・・・)
「・・・咲良さんみたい・・・やっぱり・・・」
朔が呟いている。
「朔って、咲良が好きなの?」
「えっ?」と朔が赤くなっている。
(何だか図星?)
「違う・・・好きなのは美園」と朔が慌てて言った。
「ふうん・・・」
美園が自分のスマホを操作してると、「ほんとだから」とまた朔が言ってくる。
「うん、そっか」と気のない返事を返すと朔が美園に身体をくっつけてきた。
「美園は俺のこと好き?」
「好きだよ」
「晴翔さんよりも?」
(ん?)と思う。
「晴翔さんの名前が何で出てくるのよ?」
「だって・・・美園の・・・」
「付き合ってたって言っても大昔だし、数回あっただけだし、まったくすっかり忘れてるよ」
「でも・・・」
「でも?」
「でも・・・美園の初めての人でしょ?」
「あーそうだね」
「だから・・・」
「だから?」
「・・・・・・」
そこで朔が黙った。
「何が気になるの?」と美園はおかしな話になっちゃったなと思いながら聞いた。
「・・・俺が美園の初めてじゃないから・・・」
「それは仕方がないね。朔と隣同士になるのと、晴翔さんと付き合うのが重なっちゃったから。そうじゃなかったら朔がきっと私の初めての人になってたよ」
「・・・・・・」
「過去はもういいじゃない?」
言ってからしまったと思った。朔にはまだまだ重い過去があるのだ。けれど朔は気が付かないのか「そうだね」と言った。
「今は俺だけだもんね」と朔が美園にもたれかかってきた。
「そうだよ。でも、もしも・・・絶対ないけど、朔じゃない人と私がやっちゃったらどうする?」
そう言ったら朔がハッとしたように起き上がって美園を見た。
「俺じゃない人と美園がセックスするの?」
「そう。あ、絶対ないからね。もしもの話し」
「・・・・・・」
「朔?・・・ごめん、変なこと言っちゃったね」
朔の顔を見て美園は慌ててそう言った。朔はどこか冷めたような目で壁の方を見ていた。そしてそれから言った。
「・・・俺・・・そいつ殺す・・・」
「・・・・・・」
「絶対殺す・・・今度は絶対・・・殺すよ・・・」
「朔・・・」
美園は朔が誰を思い浮かべているのかわかった。朔は自分の父親を思い出しているのだ。だから”今度は”と言ったのだ。美園は何も言えずに、かわりに朔を自分の方に抱き寄せた。
「だから・・・そんなことしないで・・・」
「ごめん、変なこと言っちゃって・・・絶対ないからね」
「うん・・・」
朔の過去はいまだにここにあって、少しも癒されてはないことに美園は気づいた。
(少しも・・・)
まだ時が止まったままで・・・。
黎花と明希と利成が二階から降りて来た。美園に寄り掛かって顔を伏せている朔を見て黎花が少し悲しそうな顔をした。それから「朔」と明るい声で呼んでから朔の肩に手を置いた。朔が顔を上げて美園から身体を離して黎花の方を見た。
「すごかったよ。私も美園ちゃんと同じ、今まで最高だと思った」
「ありがとう・・・」と朔が小さな声で言った。
「天城さんが仕上げてくれてるから、出来上がったら早速展示会しようね」
「うん・・・」
「今度はね、きっと朔の転機になるよ」
黎花の言葉に美園が黎花の顔を見ると、それに気が付いた黎花が言った。
「美園ちゃんもありがとう。大変だったでしょ?」
「いいえ・・・私は何もしてないから」
「そんなことないよ。美園ちゃんがいなかったら朔も描けなかったと思うよ・・・ね?朔」と黎花が明るく言いながら朔の背中を軽く叩いた。
「うん・・・」と朔が頷いている。
「じゃあ、天城さん、日時はさっき言ってた日にちくらいで想定して準備を進めますね」
黎花が立ち上がって言った。
「そうだね、よろしくね」と利成が答える。
「よろしくお願いします」と明希も頭を下げた。
美園のライブツアーが始まって二日ほど家をあけることになった。
「朔のことよろしく」と美園が明希に言うと、「うん、大丈夫だよ。たった二日くらい」と明希は言うが、最近の朔を見ていて少し不安もあった。
朔は絵を描き終わってからずっとぼんやりしているのだ。他のイラストの仕事も来ているが、手がつかないようだった。
夜、寝室に入ると、先に寝室に入っていた朔が自分のパソコンを見ながらマウスを操作していた。
「仕事?」と美園はパソコンの画面を覗き込んだ。
「うん・・・」と朔が画面を見ながら答える。
「あ、可愛いね」と朔の描いている女の子のイラストを見た。
「そうかな?」
「うん、可愛いよ」
「ありがとう」と朔が嬉しそうに言った。
美園はベッドに入りながら「明日から二日間、私いないからね」と言った。
「えっ?どうして?」と朔が今初めて聞いたかのように言う。
「え?だって前に地方ライブだからって言ってあったよ?」と美園は言った。
「そうだっけ?聞いてない・・・」
「そうか、聞こえてなかったのかな。うんって言ってたから伝えたつもりでいたよ」
「どこ行くの?」
「北海道だよ。二泊して三日目で帰宅する」
「えー・・・そんな遠いところ?」
「遠いけど、飛行機ですぐだよ」
「・・・俺も行きたい・・・」
「もう明日なんだから無理だよ」
「だって聞いてなかった・・・」
「ごめん、聞こえてると思ってたよ」
「・・・・・・」
「ま、今回はたった二日だから、すぐ戻るよ」
そう言っても朔が黙っている。
「朔?聞こえた?」
少し不安になって美園は言った。
「二日も美園がいないんだよね・・・」
「二日もって・・・前はもっといなかったじゃん」
「・・・・・・」
「朔?」
朔がパソコンを閉じている。どうやら朔の情緒不安定の時期と美園のライブが重なってしまったと気づく。
「・・・黎花さんのところに行っててもいい?」
(は?)と美園は朔の顔を見つめた。
「何で?」
「・・・不安だから・・・」
「何が?ここだと明希さんもいるし、利成さんもいるし・・・」
「でも・・・美園がいない・・・」
「だから二日だけだよ?一瞬だよ」
「一瞬じゃないよ」と朔は必死な顔だ。
「・・・黎花さんのところ行って何するの?」
黎花のことはもう消化したはずなのにまたイラっとしてしまいそう聞いた。
「何もしないよ。仕事片付ける」
「じゃあ、ここでもいいでしょ?」
「美園がいないから・・・」
「黎花さんがいればいいわけね」
「・・・・・・」
朔の気持ちが今弱っているのはわかってはいたが、この苛つきはどうしようもない。
「わかった。しばらく黎花さんのところに行ってて」と美園は布団の中に入った。
いつもならこういう時は朔は泣きついてくるのに、今日は何も言わずまたパソコンを開いている様子だった。
「・・・じゃあ、しばらく行ってる」と朔が言う。
(は?)と美園は布団の中で思ったが黙っていた。
次の日は朝早かったので朔が寝ている間に家を出た。明希だけが玄関まで出てきて見送ってくれた。
「みっちゃん、気をつけてね。朔君のことは心配しないで」
「明希さん、何か朔、黎花さんのところに行くっていうから」
美園がそう言うと、明希は驚いた顔をした。
「え?何で?」
「私が二日いないと黎花さんのところ行くらしい」
「そうなの?どうしちゃったんだろ?朔君」
「不安らしいよ」
「そう・・・それじゃ仕方がないけど・・・」
「そういうことだから」と美園は家を出た。
マネージャーさんと一緒に空港へタクシーで向かいながら(ほんとに朔は黎花のところへ行くんだろうか?)と考えていた。確かに絵の朔の分が完成してから少し様子がおかしかった。
けれどいつまでもそのことを気にしているわけにも行かず、美園はライブ会場でリハーサルをした。一日目のライブが終わり、ホテルで朔にラインをしてみたが返事がない。
(どうしちゃったんだろう・・・)
気になるがどうにもできない。明日に差し支えてもと考えその日はそのまま寝た。美園にしてみればたった二日間だった。でも、朔にとってはひどく長く感じるものだったのかもしれなかった。
二日間のライブを終えて帰りの飛行機に乗った。昨日も朔からの返信はなく、電話しようかと思ったがやめておいた。とりあえず触らな方がいいと思った。
ようやく明希の家に着いたのは夕方だった。「ただいま」と上がりリビングのドアを開けた。
「あ、みっちゃん、おかえり。お疲れ様」と明希が笑顔で言った。
美園は持っていたバッグをリビングの床に置いてから「朔は?」と聞いた。
「朔君、ほんとに黎花さんのところに行っちゃったみたいで戻ってないのよ」と明希が気の毒そうに言った。
(ほんとに行ったんだ・・・)
美園はがっかりしたが、自分の態度も悪かったのだ。もう少し辛抱強く朔に言い聞かせれば良かったと、今更ながら後の祭りだった。
夕飯時に美園は朔に電話をしてみた。けれどやっぱり出ない。仕方がないのでラインで<帰ったから>と送っておいた。
「美園ちゃん帰ったのに朔君戻らないの?」と夕食の時に明希に聞かれた。
「んー・・・そうみたい・・・」
「・・・そうなんだ・・・連絡した?」
「したよ。電話も出ない」
「そう・・・」と明希も心配そうにした。利成は今日は仕事で遅くなるらしく、夕食時にはいなかった。
美園はアトリエに行って朔と利成の合作の絵を見つめた。朔みたく絵の前に座ってじっと見つめてみた。
(天国と地獄・・・)
何だか男と女みたい・・・ほんの些細なことで天国にも地獄にもなるんだから・・・。
(私じゃダメなのかな・・・)
美園は朔みたく床に寝転んで絵を見つめてみた。
(遠い天国が朔のイメージ・・・いつもここにある天国が利成さんのイメージ・・・じゃあ、私の天国と地獄は?)
(朔が黎花さんが良いならそれでもいいのかも・・・)
急にそんな気がした。朔に対する自分の思いより、黎花の方が朔の望むものを与えられるし、事実、与えてきたのだ。
(三年間は長いな・・・)と美園は朔と離れてしまっていた年月を思った。
朔がいないのなら、これ以上ここにいる必要もないなと美園は立ち上がった。階下に降りて明希に「帰るから」と言った。
「えっ?帰るって?」と明希が驚いている。
「自分のマンションに帰る」
「どうして?何かあった?」
「何もないけど、朔もいないのにここにいる必要ないから」
「・・・そう・・・」と明希が寂しそうに美園を見た。
「ごめん、利成さんにも言っておいて」
「わかったよ。気をつけて戻ってね」と明希が少し笑顔を作った。
「うん、お世話になりました」
「またおいで」と明希はやっぱり寂しそうだった。
自分の車に乗り込んで、とりあえず必要なものだけ突っ込んだ鞄を助手席に置いた。エンジンをかけて車を発進させると何故か涙が出てきた。
(いつもそうだ・・・朔のこと思うとこうやって涙が出るんだ・・・)
コンビニによって適当に買い物をしてから久しぶりの自宅マンションに戻った。玄関に入ると何となく匂いがこもっている。
(ずっと留守にしてたもんね)と美園はリビングに行って真っ先に窓を開けた。そしてベランダに出ようとして、ベランダのところに朔の靴があるのに気が付いた。
(あれ?こんなところに置いて置いたっけ?)
急にハッとして美園の背中から血の気が引いた。
(朔?・・・まさかだよね?)
美園はベランダに裸足で出て柵につかまって下を見た。ここは最上階なのだ。何だって自分は最上階にしたんだろうと急に後悔した。
(朔?)下には道路と街の明かりが見えるだけ。車がまだかなり通っているのが見えた。
美園は部屋の中に戻ってスマホを取り出して朔のスマホを呼び出した。するといきなりスマホの呼び出し音が朔のアトリエの方から聞こえてきた。
(え?)と美園はスマホを鳴らしたまま朔のアトリエのドアを開けた。
そこには朔が横になって何もない壁の方を向いていた。スマホはそのすぐそばにあるのに手に取ろうともしない。
「朔!」と美園は朔にしがみついた。朔が気が付いてこっちを見た。
「バカ!何でこんなところにいるのよ?黎花さんのところじゃなかったの?」
「美園?帰ってきたの?」と朔が起き上がる。
「帰ったよ。ラインしたよ?電話も」
「そうだった?ごめん、気が付かなかった」
「まさか私が行ってからずっとここにいたんじゃないよね?」
「・・・ん・・・ここにいた・・・」
「何でよ?黎花さんのところだと思ってたよ?」
「だって・・・何か・・・行けなかった・・・」
「バカ!ここにいるくらいなら黎花さんのところの方がいいに決まってるでしょ?」
「でも・・・・・・一人でいようかなって・・・」
「変なこと考えたわけじゃないよね?ベランダに朔の靴があったけど」
「・・・ベランダで景色見てた・・・夜中・・・一つ一つ明かりが消えるのが面白くて・・・」
「・・・まさか朝までそうしてたわけじゃないよね?」
「・・・朝までしてた・・・朝焼け見たら・・・また今日も生きようかなって思えたから・・・」
「もう!バカ!」と美園は朔を抱きしめた。自分の心の狭さを痛感した。どうして心良く黎花のところに行っていいよと言えなかったのだろう。
「もうここで二人でいよう・・・絵も完成したよ」と朔が言う。
「そうだね・・・二人でいよう」と美園は涙を拭った。
「美園・・・泣かないでよ」と朔が言う。
「うん・・・朔、ちゃんと何か食べてた?」
「ん・・・水は飲んだけど・・・」
「何も食べてないの?」
「んー・・・何か缶詰があったのは食べたかも・・・」
「あとは?」
「後は・・・ここにいた・・・」
「もう・・・こっちにおいでよ。コンビニで少し食べ物買ってきたから」
「うん・・・」と朔が立ち上がろうとして少しよろけたので、美園は慌てて支えた。
「大丈夫?」
「うん・・・大丈夫」
さっきコンビニで買ったパンを食べてお茶を飲んでいる朔を見つめながら、今日ここに戻ってきてほんとに良かったと思った。そうでなければ朔は何日でもああやってアトリエにいたかもしれない。
「朔、シャワーもかけてないとか?」と食べ終わると美園は朔のべたっとしている髪を見て言った。
「うん・・・かけてない」
「じゃあ、お風呂入ろう」
「うん・・・」
朔と久しぶりに自宅のお風呂に入って互いに身体を洗い合った。朔が美園の髪をわしゃわしゃと洗うので「もう少し丁寧に」と美園が言うと、もっとわしゃわしゃとやられた。
湯船に入って今日は美園が朔を背中から抱いた。
「朔、背中に書くから当てて」と言って朔の背中に指で文字を描いた。
「だ、い、す・・・き?」
「そう、当たり」
「じゃあ、今度俺ね」と美園の背中に朔が指で文字を書く。
「て、ん、ご・・・く?・・は?」
「うん、天国は・・・」と朔が続きを書く。
「み・・・そ、の」
「当たり」と朔が背中から抱きしめてきた。
「天国は美園・・・」と朔が言う。
(天国は・・・私?)
「朔は・・・天国」と美園は言った。
「違うよ、天国は美園・・・」
「朔は私の天国だからいいんじゃない?」
美園が振り返って朔に口づけると、朔が「ん・・・美園が大好き・・・」と言ってキスを返してきた。
天国と地獄はいつだって人の心の中にしか存在できないんだね・・・と美園は思う。
そして朔と利成の合作展の開催は、多くの人に来てもらいたいとゴールデンウィークの期間に開催することになった。




