耳鳴りの治し方、向き合い方、対処法
こんにちは、ここでは筆者が10年以上耳鳴りを経験してきて思った事、対処法、向き合い方等を書き記しておきたいと思います。
耳鳴りは医者の扱い的には幻聴扱いで、私が知る限りでは現代の医療に耳鳴りを治す方法は存在しません。
こっちは確かに聞こえているのに、ていうか耳鳴りで目を覚ますってのに。適当ですよね。
ここには藁にも縋る思いでこのページに辿り着いた、現在耳鳴りで困っている方向けの短編となります。小説や物語の短編等ではありません。
ですので文法や話し方等も全く気にせず書いていきます。誰かの参考になれば幸いです。
ちなみに水泳後や運動後等の耳鳴りは筆者は全く専門外です。
ぶっちゃけ結論から言っちゃうと耳鳴りは治りません。どんまい!
普段から聞こえない程度の軽傷レベルの耳鳴りであればそのうち治ると思います。まぁそんな人はこのページには辿り着かないとも思いますが。
筆者はある程度の街中でも聞こえる程度の耳鳴りを持っていました。ハイ、過去形です。今現在はそんなでもないです。
耳鳴りは治らないにしても、弱める事は大いに可能です。
ここから先はその耳鳴りを弱める方法を書き記していきます。
①とにかく耐えろ!
大体の事は時間が解決します。
耳鳴りになって1ヵ月も経ってない方はとりあえず耐えてみましょう。目標半年。
仮に治らなかったとしても人間って慣れる生き物です。一年後あたりには耳鳴りに慣れ切った貴方が存在する事でしょう。
②とにかく楽しめ! 最大の敵は耳鳴りではなくストレス。
耳鳴りとストレスは密接に関係しています。
耳鳴りを治すために遠くの病院に数時間かけて通い……数時間待って……結局何の解決もしなくて……
こんなん繰り返してると耳鳴りが悪化します。医者からは眠剤だけ貰って満足しましょう。どうせ治せません。
眠剤は貰っときましょう。死ぬほど便利です。耳鳴りを持ってなかったとしても市販薬で欲しくなるくらい便利です。毎日の服用は避けようね! 全く効かなくなるよ!
ではどうするか、とにかく遊ぶ事、運動する事を推奨します。
特に野外での運動がオススメです。野外+運動中はほんとに聞こえませんし、聞こえても疲労で割とどうでもよくなります。疲労で寝付きが良くなるのも良。
カラオケも良いですね、やはり音は音で消すのが一番。
歌っている最中は耳鳴りはどうでもよくなります。歌は聞いてもよし歌ってもよし、どちらもストレス解消には最高です。
お金に余裕があるならパチスロも悪くないです。経験がある方であればオススメです。店内がとんでもない騒音で、耳栓をしても耳鳴りは聞こえなくなるでしょう。ちゃんとパチスロの楽しみ方を知っている方であれば最高の環境になります。でもこれ以上耳が悪くなるのは怖いので耳栓はちゃんとしましょう。
とにかく遊ぶ、貴方の楽しい事を存分にしましょう。
運動でも、カラオケでも、ゲームでも、アニメでも、パチンコでも。とにかくストレスを減らしましょう。
最大の敵は耳鳴りではなくストレスです。
③ちゃんと寝よう。
基本にして最大の障害、睡眠です。
耳鳴りのせいで眠れない。耳鳴りで目が覚めた。耳鳴りあるあるです。
体が眠くなってようやく眠りに入れる……そんな瞬間で一気に目を覚ましにくるのが耳鳴りです。ここでは寝付きの際に障害になる耳鳴りへの対策を書き記していきます。
1,とりあえずスリープサウンドを付けてみましょう。
スマホのアプリで無料の物が数多くあります。
ただ普通のスリープサウンドは静かで、耳鳴りを妨げるには至りません。逆にスリープサウンドが睡眠の邪魔をする事もあります。
色々なスリープサウンドを試して、自分に合ったサウンドを見つけましょう。耳鳴りを掻き消し、睡眠に入れる音を見つけましょう。
ちなみに私は焚火の音がハマりました。
2,シンプル騒音を付ける。
扇風機の音、エアコンの音。常時鳴り続ける系の家電を置く方法です。
正直スリープサウンドよりオススメです。家電の騒音は大きくても寝るときには気にならない事が殆どです。問題があるとすれば電気代と、そんなにうるさい家電が現代ではあまりない事でしょうか。
寝てから寝起きまでずっと点けていられるのも良い点で、寝起きの際耳鳴りで目が覚める事も少なくなります。
3,眠剤を飲む。
一部推奨、一部非推奨。
翌日が仕事である等。どうしても今寝たい時推奨。それ以外は非推奨です。
前述にもありますが、眠剤は連続で使用すると効果が劇的に落ちます。それに眠剤自体そこまで強力な物ではありません。
眠剤と聞くと知らない人は、飲んだ瞬間強烈な眠気が来て体を強制的に眠らせてしまう……みたいな勘違いをしがちですが、そんな強力な眠剤は普通貰えません。恐らく貰えるのは、睡眠をちょっとだけ手助けする程度の眠剤だと思います。事実私が貰ったものは、正直本当に眠れるのか不安になる程実感が薄い物でした。
以上が私が試した眠る方法です。とにかくいかに耳鳴りを他の音で誤魔化す事が重要だと思います。
上記に限らず色々試してみるのも良いと思います。
④変化球。外法。
何度も言いますが、耳鳴りはいかにストレスを減らすかの勝負です。
これは私が実際にした方法を交えての考察というか、心構えというか、向き合い方というか……
まぁここはやらなくても読まなくてもいいです。
私はとりあえず耳鳴りに好きなキャラクターの名前を付けてみました。
ここで大多数の人は何やってんだコイツと思われるでしょうが、これが馬鹿に出来ない。
要は耳鳴りが聞こえた時に、好きなキャラクターの顔が頭に浮かぶよう体の仕組みを作るわけです。
それによって耳鳴り自体に愛着を持ち、耳鳴りその物への不快感を減らすのが目的です。
要は耳鳴りを愛せるようになれれば、全てが解決します。
耳鳴り自体をまるで神からの交信の様に感じる事が出来れば、それは悲しみや苦痛ではなく喜びとなるでしょう。
……と、壮大に話してみましたが、これにはもう一つの目的があります。
要は耳鳴りへの向き合い方ですね。体感になりますが、かなり変わります。後ろ向きな気持ちが前向きになります。
上記の方法は耳鳴りからいかに逃れるか、についての方法でしたが、これは耳鳴りを受け入れ、耳鳴りに対抗する形になります。
泳げない人が、水を避けるか、水に潜って目を開けるか、ぐらいの違いがあります。
やっぱり逃げるより戦う方が気分が良いですよね。私はそうでした。間違いなく個人差がある方法ですが、個人的にはかなり効果のある方法だったと思います。なにより24時間道具いらずで出来るのはかなりの強みでした。
以上が耳鳴りになった際試してみた方法になります。
個人差も当然ありますので、上記の方法がダメでも諦めず自分なりの方法を探して下さい。
何度も言いますが、最大の敵は耳鳴りではなく、耳鳴りからくるストレスです。
耳鳴りは罹ってしまうと精神を大きく摩耗し、多大なストレスを感じてしまいます。
が、対抗しようと思えば他の病気よりもずっと簡単に対策が出来ます。
私の方法を試してみるもよし、自分に合った方法を探すもよし、とにかく1年耐える事を目標に頑張ってみましょう。
私は貴方を応援しています。