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西川のエッセイ

え?せっかく書いた主人公の名前が決まんない?名前はキャラの命ですよ?!

作者: 西川 新

エッセイブームの波に乗りました。

こんな立派な創作論を上から目線で語れるほど、私は凄え奴ではありませんので、あくまで参考程度でお願いします。

こんにちは〜、西川です!


なにやら、最近、エッセイジャンルが盛り上がってると耳にしたので、エッセイを書いてみようかなと思いました。


…うーん、やっぱり書いてて思いますが、エッセイってなんか自分を曝け出すみたいで、恥ずかしいですね!!!!!

ペットのことを、エッセイとして書くのと訳が違うな〜。


恥ずかしさに打ち勝たねば!!笑笑


ではでは、さっそく今回はですね。

『創作キャラクターの名前について』最近、思ったことを書きたいと思いま〜す。


書き手さん、誰しもが一度はキャラクターの名前の付け方に悩んだことがあるんじゃないでしょうか。とりあえず、可愛いorかっこい名前にしとけばいいや、と適当に名前を選んでる方も中にはいるはずです。

かと言う私は、『なろう』では、詩しか書いてないので、そんなに悩むことはないんですけどね。


ほんとーに、詩って良いですよね〜。登場人物の名を覚える必要もない! 出てくるのは『僕』とか『君』とかしかない!


なんで、このジャンルがマイナーなんだ…ッ!


名前を覚えるのに自信がない私にはぴったりのジャンルですよ、まったく〜。ここが詩の良さでもありますよね! 登場人物の名前を覚えなくておっけー! 詩は想像と雰囲気の世界なのでね。


まあまあ詩のことは置いといて、本題に戻りますが、小説を書く上でやっぱり大事なのは名前なんですよ!


私は個人的に、名前を覚えるのが苦手なんです。


特に、横文字の名前! 覚えられん!

シャーロックとか、ワトソンとか、モリアーティ教授とか…、読んでて、ちんぷんかんぷんになるタイプの人間です。

あ、日本人の名前は、まあ覚えられます。横文字に比べたらですケド…汗


でもねえ、やはり興味がない名前は覚えられないですよね。


最近、私が読んでた本の主人公の名前が、『(たける)』だったんです。でも、名前を覚えるのが苦手な私は『(けん)』と読んでました。


いやぁ、ぶっちゃけ興味がなかったんですよね!


名前にっ!(めっっちゃ失礼)


だから覚えられなかった!!!!!!


平凡な名前は、だいたい読者さんに覚えられません。これ、とっても損。せっかく考えた名前が誰にも覚えられないのは、かなり損なことですよ。


あれですよ?


その登場人物の平凡さを強調したいなら、その平凡な名前でいいと思います。現実重視のミステリーや、サスペンスなど、現実に重きを置いた作品では、特徴のない名前を使うのがベターです。


下手に、鬼こわな警部の名前を『正義(ジャスティス)』なんてしたら雰囲気ぶち壊しなんでね。そんな作品は、ないと思いますが。


でも、ファンタジーやコメディーなどの楽しい作品では、名前を工夫すべきです。


面白い、覚えやすい名前の方がよっぽど得ですよ〜、ほんとに。


名前っていうのはね〜、意外と大事なんです。

例えば、『ポルノグラフィティ』というロックバンドありますよね! 今日(こんにち)では知らない人の方が少ないはずです。


ちなみに、皆さん『ポルノグラフィティ』の意味、知ってますか? 知ってる方も多いかもしれませんが、この単語の意味、聞いたら驚いちゃいますよね。


『卑猥な写真』を指す単語なんですよ、ポルノグラフィティって。要するに、アダルトな写真ですね。やっべー笑


誰しもが、こんな意味を持つ『ポルノグラフィティ』という単語とロックバンドを繋ぎ合わせないですよね。

このバンドの名前を付けたのは、ポルノのメンバーである晴一さんらしいです。なんでも『インパクトのある名前にしたい』と考えて導き出した名前だったそうですよ! よくぞ思いついたな!!笑


確かに、意味を知ってれば、二、三日は忘れらんないインパクトのある名前っすよね。この戦略が上手くいったのか分かりませんが、たしかにポルノは有名なバンドになりました。


ちなみに、私はポルノの歌だったら『サウダージ』が好きです。


誰も私の好きな曲なんて興味ないかもですが笑

『ポルノグラフィティ』のようにある程度、インパクトのある名前は大事なのです。


キャラの名前はですね。

覚えてもらうんじゃなくて、覚えさせるんですよ。


読者が全員、登場人物の名前を覚えてる訳ではありません。私のように名前を覚えるのが苦手な方も中にはいます。

私なんか、名前が覚えるのが苦手すぎて異世界ものを読むのが苦手なんですよ。読んでても、登場人物の名前が覚えられんので、楽しめないんですよね〜。


いや、登場人物の名前を覚える努力をしろよ。


って話ですが、そんなこと言ってたら貴方様の元から読者が減ってきますね! ただでさえたくさんの作品数がある『なろう』。そんなこと言うのならば、読者さんは他の面白え作品の方に行ってしまいます。


なろうの読者さんは、せっかちさんなんですよ!


だから、丁寧な描写などを嫌う性質にあります。ちなみに、私はダラダラと長い情景描写をされたら、キレちゃいまね〜。


「いつ本編始まるんだよ!」とか、


「セリフくれ! セリフ!!」とね。


こんなにキレることは、めったにそんなことはありませんが、改行もなしにズラーっと訳の分からん情景描写が書かれてたら、間違いなく投げ出します。


情景描写は無闇に多くは書けない! しすぎると読者を逃す!


そんな過酷な条件で、キャラの容姿や性格をどうやって表現するか。悩みますよね〜。


私の場合、だいたいのキャラの第一印象は、名前で決まります。


書き手さんが苦労して書いたであろう、すごーくなんがい描写よりも、私の場合、キャラの第一印象は、名前で決まります!


名前って大事。とっても大事です。


西尾維新さんの小説は、誰しもが目にしたことはありますよね! あの物語シリーズの作家さんです。

西尾維新さんの書く小説ってね、面白いんですよ。登場人物の名前が!!笑 もちろん、本編も面白いですけど。


西尾維新さんの書く小説で『空々空』って子がいるんです。伝説シリーズの主人公くんですね。


これで、読み方は『そらからくう』。いかにも、からっぽな印象を持ちませんか?

ちなみに、この子は感情を全く持ってない子です。何をしても『楽しい』とか『悲しい』とかいう感情を感じない子なんですよ〜。まさに空っぽ。名前からわかっちゃいますね。


気になる方は、ぜひ西尾維新さんの『伝説シリーズ』を見て下さいね!(布教)


他にも、名探偵コナンの作者である青山剛昌先生の作品で『まじっく快斗』というのがあるんです。あの『怪盗キッド』をメインに書かれた作品です。


それで、主人公(キッドの中身の子)の名前が『黒羽快斗』なんです。怪盗からお尻の文字の『う』を取って『快斗』ですね。

青山先生の遊び心が垣間見えますね!


ちなみに、これは私の考察ですが、怪盗キッドが怪盗業をしてるのは、お父さんの仇を取るためなんです。

だから、『黒羽』という名字は『グローバー』から取ったのではないかな〜と個人的に思ってます。


グローバーの花言葉は『復讐』。


仇を取るという意味では、復讐という言葉も筋が通ります。だから、たぶん黒羽の由来はグローバーなんじゃないかなーって思ってたら思ってなかったりしてます。こんなこと聞いてないかもですが笑


そして、黒羽快斗のクラスメイトに探偵の子がいるんです。名前が『白馬探』。いかにも、探偵らしい名前ですね!

名前を見ただけで、どんな子かすぐわかります。


あと『白馬』って言葉、『黒羽』と似てると思いませんか?

これ、青山先生の凄いところなんですよ〜。


よーく見ると二人の苗字って『白』と『黒』なんですよ。


対になってる色同士が、二人の名前に入ってます。読んで字の如く、彼らはライバル同士です。怪盗と探偵っていうライバルなんですよ〜! 何この名前!胸熱っ!ってなりますよね、気付いたら。


あとあと、ちなみに、白馬くんの他にも、黒羽快斗の周りには幼馴染の『青子』ちゃんと魔女の『紅子(あかこ)』ちゃんがいます。


どの子も色が含まれてますよね!


黒、白、青、赤とかなり遊び要素が含まれた名前です。これは、本当に青山先生さまさまです。


いやぁ、『まじっく快斗』は、本当に面白いのでぜひ見てくださいね〜(布教)。


それで、青山先生とか西尾維新さんのキャラの名前を見てて、名前の偉大さはわかったでしょうか。


名前っていうのは、思ってるより大事なんですよ。本当に、まじで。


とりあえず適当な名前でいっかなんて、考えないでくださいね!!!!


その妥協が、作品にどんな影響を与えるか、考えてみてください! 実は意外と損してます。


確かに、登場人物の名前なんて気にしない人もいるかもしれません。だが、しかし! 名前というちょっとしたところも、妥協せずに命を注ぎ込める物書きさんって、かっこよくないですか(個人的意見)?


名前も立派なキャラの印象です。


さすがに、登場人物の名前で全てが決まるとは言えませんが、大体の第一印象は決まりますよね!!


ぜひ、たかが名前だからと言って妥協はしないで、いちいちの名前に命を注ぎ込んで、オリキャラを可愛がってあげてくださいね〜っ!



✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――



ちなみに、名付けのヒントですが、花言葉や方角等を私はよく使います。


例えば、ライバル同士だったら、『まじっく快斗』に出てくる『黒羽』と『白馬』のように方角で『南』と『北条』だったり、花言葉とか色々考えて名付けてみたり。


花言葉の他にも、星言葉や宝石言葉っていうのもあるんですよ。星言葉などは、見てて楽しいです。

名探偵コナンとかでは、実在する人の名前をもじってできてる名前が多いですよね。


私も、昔、有名な小説家の名字を借りて名前を作りました。


例えば『西尾藍』とか。この子は西尾維新さんの西尾と、江戸川乱歩の藍を借りましたね。

ただの色の藍っていうのもありますがね。他にも『芥川茶乃助』みたいな子もいました。これらの子は全員、ミステリー小説の子たちです。


あとスペイン語とかにするのもよくやります。


ルナとか、フランマとかエスペランサとか。異世界ものは書いたことがないので、参考程度ですが…。


えとえと、ルナがスペイン語で月ですね。

そして、フランマがラテン語の炎。エスペランサは、スペイン語の希望です。


『外国語 かっこいいペットの名前一覧』とか調べると出てきますよ笑 あくまでペットの名前です笑

たくさんの言語のいい感じの名前が出てきてくれます。気になった方はぜひ、調べてみてくださいね。


ぜひねー、ありきたりな名前なんかじゃなくて、名前にも命を注ぎ込める創作がしたいですねっ!


では、最後に。


良い創作ライフを〜っ♡

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― 新着の感想 ―
[気になる点] ワトソン博士のフルネームはジョン・H・ワトソン。 モリアーティ教授はジェームズ・モリアーティ。 ……ジョン君・ジェームズさんとどちらが覚えやすく記憶に残る? [一言] そういう意味だと…
[良い点] 恥ずかしがる必要ないくらい素敵なエッセイでしたー! 名前はインパクトないと覚えにくいですよね…! キャラの多い小説の、しばらくしてから再登場するキャラだと名前で思い出せない時あります…笑 …
[良い点] 名前大事ですよね〜!! あらすじ、タイトル、冒頭に負けない重要さだと思いますヽ(=´▽`=)ノ 私は名前が気に入らないと読まないまであります(笑)
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