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宿屋にて



ギルドを出て宿屋に向かった、時間は昼になり辺りは活気に溢れてきていた。


早速、【鷹の目】と【忍び足】は使ってやってみてた、

結構いい感じで出来てる気がする。


意志を持って行う、

何かを習うって久しぶり、

忍び足は素足だから感覚が研ぎ澄まされた状況で良さげだ。


鷹の目も元々、異世界で町や人をガン見の田舎者状態だから良い気がする。


目的、効果がわかり、

自分に特技がつくのがわかっての練習は学校の勉強とは違い苦痛でないと思った。



宿に着きカウンターに行く。


「お帰りなさいませ。あれ、そちらは新しいお客様ですか?」


美人で中年の美熟女と言ってもよいスレンダーなお姉様が其処に居た。


まずド・ストライクである。


スレンダー巨乳でお姉様属性はタイプです。


「(貴方と)泊まりたいです」


ローブ前をしっかり押さえて言った意識しないと息子が挨拶しそうです。


御姉様は頭をまじまじと見て はっ と視線を戻し、


「いらっしゃいませ、泊まりですね。


ケン様と同部屋で一泊ですと小銀貨2枚、


食事付きですと朝晩で小銀貨4枚、


滞在ですと6日で銀貨1枚食事付なら銀貨2枚になります」


この世界の貨幣は小銅貨が10円くらい、

10枚で銅貨となり100円、

更に銅貨10枚で小銀貨、

それが10枚で銀貨となり銀貨は一万円くらいの価値になる。


10万円で小金貨、金貨は100万円となる。


「滞在で」

イケメンリーダー勇者が銀貨2枚をカンターに置いた。


ありがとうございます。


当然無一文の俺は心から心の中で感謝した。


宿は二段ベットの一部屋4人タイプで女性陣は一部屋二人のタイプらしい。


丁度、他の客はいなく、

男性三人の部屋に女性二人が来てベットに座って会話した。


女性とベットに座って会話する日がくるとは・・・


感慨深げに感動していると


「前!」


ビビは完全に怒っている。


「スイマセン・・・」


もう完全にダメだ・・嫌われてる。


「さーダイスケさん座ると何かと問題が発生しそうなので、

起って話を聞いて貰えるかな?」


そーですよね流石に何度もじゃ顰蹙ですよね~~すみません。


シークさんは必死にに笑いを堪えてるし・・・


「今回の探索で出たアイテムを確認でダイスケさんに使って貰う物、

売る物を皆で相談したいと思います」


「今回は眠りの魔石が出たのでかねてから相談してたとおり、

シークの弓につけたいと思います」


(((「意義なし」)))


「分からないので従います。魔石って何ですか?」


「魔物が持ってるレアアイテムで体の中にたまにあるんだよ。


剣とか防具に合成させると特殊な効果あり凄く使えるんだ」


合成ってその事か~~


武器とかモンスター混ぜて合体する、

メガ○ンタイプかと思ってた、シレ○タイプね。


「このローブでも肩の処に4つ窪みみたいのがあるだろう?


それがスロットさ、 空きともいうね、


4つ魔石を合成できて効果を発揮出来るって事」


「ただ、基本、装備はある程度良い物を最終的に選ぶから、

上位装備武器が出るまで合成はもったいないといわれてるんだ」


「シークの弓と僕の剣は良い物だから合成解禁て感じかな」


「ちなみに眠り魔石の合成は一割くらいで敵を眠らせるって感じ、


凄いだろ眠れば敵は攻撃できないし無防備になって、

凄く戦闘が楽になるんだぜ」


魔石は白くビー玉くらいの大きさだった。


「鑑定してもよいですか?」


「鑑定できるの?凄いね」


「全鑑定と言うスキルで人物、武器、防具、

装飾品を鑑定出来るみたいですけどLV1だから、

簡単な事しかわからないと思います」


「助かる、是非」


スリープシープの魔石 : スリープシープの体内で結晶化する魔石。

             ????????


残りはわからいみたいだな・・・


多分、武器や防具に合成した時の効果とかかな??


「スリープシープの魔石って名前なんですね?」


「そうだね、正式名はそうだった、他の効果とか無いの?」


「あるみたいですが私のレベルでは読み取れ無かったです」


「そう」


少し残念そうだった。


お金は銀貨銅貨など合わして日本円で7万600円分あったそうだ。


このパーティでは今まではそのクエストごとに清算、


一割づつ自分達が取り、残りがパーティ資金として使ってると説明された。


当然、新参者の俺はそのルールを了承した。


7千60円を小遣いで頂いた、

「全く働いてないのに」とビビは口を尖らせて言った。


俺も最初は辞退したのだが・・・


パンツとか下着、生活用品は自分の資金でするので、

最初はお金が無いと何ともならないと言われて有難く頂いたのだった、


ビビもパンツを強調されて。


渋々、了承した。


パンツは偉大だった。



後、探索で出た物は皮鎧、短刀が二つ、ロングソードが一つ、

水のローブ 羊肉が10個毛皮が1個と薬草4毒消し1だったそう、


水のローブはレイさんで了承されたのでそのままレイさんが貰って、

僧侶のローブは俺が貰える事になった。


実際、その入手の場に居ないので話を聞いてるだけだった。


「戦士を選択ならロングソードと皮鎧はダイスケさんでいいよね」


「後、薬草2と毒消しも持って貰い残りは売り払うでどうだろうか?」


皆が頷く。


ここは任せるしか無いが戦士、狩人が初心者なら妥当な装備と思った。


鑑定してみる。


ロングソード : 片手の長剣。特殊効果はなし

         スロット(空き)(空き)(空き)

         命中 : ???

         ダメ : ???

         耐久 : ???

        

短刀     : 片手の短剣。特殊効果はなし

         スロット (空き)

         命中 : ???

         ダメ : ???

         耐久 : ???


短刀     : 片手の短剣。特殊効果はなし

         スロット (光) (水) (金) (空き)

         命中 : ???

         ダメ : ???

         耐久 : ???


「あれ?こっちの短刀はスロットが4つあって【光】と【水】と【金】となってます」


「え、ちょと見せてみなさいよ」


ビビはひったくり鞘を外しまじまじと眺めた。


「あ!本当だメンテナンスの魔法がかかってる」


「柄の中に隠しスロットがあるの?」


目に見えるところに無い以上それしかないと皆は結論付けた。


ビビは眼の前に持ってきて集中して「ライト」と唱えた。


すると剣先に灯りが灯りゆらゆらと舞い上がって部屋を明るくした。


皆の歓声が上がった。


カップを出して「クリエィトウオーター」と唱えると刃に水が現れて、

剣先から「じゃー」と水が出てコップを満たした。


又、皆の歓声が上がった。      

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