青春
伊勢大輔、高校3年の夏
少額3年生から、地元の小学校の体育館で行われていた剣道クラブに所属し、
少額6年生の時、地元・広島の小学生の部の大会で6位
中学校は、広島では3本の指に入る進学校、北稜中・高等学校、所謂、私立の
一貫校に入学
中学から剣道部に所属し、鍛錬を磨いてきた
中学3年間は、県大会8位から4位の間を行き来し、中学の所属している
剣道部では、後輩の大島健吾以外には、勝てるモノは居なかった
この、高校3年の夏、剣道部教論・後藤稔は伊勢に、道場のお前の最後の
夏の相手は、北島健吾だ、と言い渡されていた
(だいすけー、御飯出来たわよー )
伊勢の母が、居間に伊勢w呼ぶ
(オヤジ、今日遅いの?)
(21時くらいにはなるんじゃないの?どうかしたの?)
(進路の事なんだけど、大学の)
(わたしじゃダメなの?)
(まあ、お袋にも言っておきたいことではあるんだけど、剣道は続けようと、
思ってて)
(まあまあ、結論はいいとして、食べなさいよ)
(いただきます)
今日の夕食は、アジフライに千切りのキャベツ、パプリカを細きりにして
焼いたもの、山芋の和切りのロースト、きんぴらだ。高校最後の選手権は
県大会4位、北島健吾は2イだった。
中学生の時の成績は、4位から8位だったことで、もう一歩、上の世界へ
目指し、母に食生活の管理をしてもらうようになった
中学3年の時の身長は、164センチ・体重52キロほど
高校3年になると、身長170センチ・体重64キロに変身していた
中学の時は、スピード感の中で、相手の隙を作り、小手を狙う戦術が
中心だったが、高校生になってからは、少し身体が出来始めていて、
上段の構えを、使いながら、小手と同の隙を狙う戦術を取り入れ、
また、つばぜり合いからの、スピード感を戦術に取り入れていた
(剣道部の後藤先生は、どう言っているの?)
(何を学びたいか、だとは思う、とは言われたし、正直、後藤先生の
剣道に対する態度、というか、スタンスみたいなのって何なのかなあ?
みたいな疑問もあるし、続けてみたいんだよね)
(わかったわ、お父さんにはそう伝えておくわよ、それで、学生本来の
勉学の方は看護師の道で変わりはないのね?)
(それは、大丈夫。剣道を中心にしながら看護師の学部をまたぐ恋天堂大学
一本にしてあるから)
(担任の新崎先生にも、それは聞いてるけど…)
(やっぱり、受験の意味をこの前、新崎先生に聞いたんだけど、色々受験しても
各大学の連携で、適性、みたいなことをするぐらいの、僕たちぐらいの偏差値では
結構あることらしくて、連天堂一本でも、大丈夫だとも、自分でも思うし。
新崎先生も、伊勢の成績なら大丈夫だろう、ともいうし、剣道のいままでの
せいせきもあるしね、安心してよ)
(わかったわ、早くお風呂入りなさいよ)
(了解)
(はじめっ!)
木村健太との、練習はいつも白熱する
今日は、上段の構えから入る
木村は竹刀を、前に倒し、剣先を右に構える
間合いは2歩半
思いもかけずに、木村はいつも1歩半の間合いで入り込む反射の体幹 を駆使した
、銅の入り方をしてくる
伊勢はいつもの1歩半の間合いの癖で、腕が上がる
その刹那、身体を、右軸足から半回転させ、小手を取られた
(一本!)
まいった
県大会4位の功績の中心は、技術面によるもので、自分なりの勝ち方があたが
木村に、今までにない動きをされて、伊勢は爽快さすら、感じた
(負けちゃったよ)
(いや、僕も成功するとは、思ってなくて)
教論の後藤は
(まあ、ある形ではある)と言い
木村は
(僕も正直、県大会とかじゃなくて、伊勢先輩の動きを毎日のように追う事で
思いついたことではあるんですよ)
(2歩半かあ)
(なんか、僕もまだ、2歩半の動きって色々あるとは思うんですけど、難して)
(まあ、北島とか先生の剣道は置いておいて、まだ、通う大学で技術的な面も
ちゃんとしてかないといけないんだなあ、ありがとう、木村)
(理解してもらえて、嬉しです)
(読んだ?今週のHUNTER=HUNTER)
学校の昼休み、伊勢が弁当を食べていると、クラスの十鳥がはなしかけてきた)
(あの、グーパンチのやつ?)
伊勢は答えながら、十鳥は、
(伊勢は、あれどう思う?スコップのやつ、剣道で応用できると思わない? )
伊勢は、少し怪訝そうに
(いや、やtってるのかなあ)
と答えると、十鳥は
(えっ!?)
と答える。いあえは続けて
(先生とかには、そのオーラをまとうっていうのは感じるんだけどね)
十鳥は
(前半の方には書いてあったんだけど、丹田ってお腹の位置にエネルギーを集中
させるイメージを作ると、オーラになるんだって)
と、答える
(ん、丹田ってこのあたり❓)
伊勢はお腹を探りながら
(そうそう、ミゾオチの下あたり)
伊勢は、立ち上がり、お腹に力を入れ始めた
十鳥は
(力じゃないみたいだよ。オレも何となく、素の立ち方でやってみてるんだけど
ふわってなってるきになる、笑)
(嘘だろ、おいっ、笑い)
¸(でも、このオーラはきっと、役に立つよ)
(ありがとう、やってみる)
伊勢は笑いながらも、少し革新を得て、なるほどなあ、と思った
6時限目が終わり、部活のモノは、部活、帰宅するモノは帰り支度を
それぞれしているが、十鳥が、剣道部の教論、4後藤稔のいる職員室に向かう
後藤は」剣道部のある講堂に向かおうとしているところを、十鳥に呼び止められ
(後藤先生!)
(なんだ?十鳥か)
と後藤が答える
(先生、伊勢に、オーラみたいな剣道、教えてあげて下さいよ)
と伝えると、後藤は
(なんだ、急に)
と答える
(あいつ、大学行っても、剣道したいみたいですよ)
後藤は、うなずき
(考えておく)
と、言い残した
十鳥は、東京医療大学の医学部をめざしていた
ある日、進路指導のの時、新崎先生に
(お前は、医学部目指してんだろ?)
(はい)
(どんな医師になりたいんだ?例えば科目とかもあるとは思うんだけど)
十鳥は、
(オーラとかって、医学的に云えばなんなのかなあ、とか
マンガ読んだりして思うんですけど
人を助けるって興味もあるんですけど
(もしそれなら、精神科かもなあ
まあ、臨床って、患者さんと一から向き合う仕事か大学病院なんかで、
患者さんを集めて、研究するか
十鳥は、研究の方がいいのかもわからんが、ヒトと向き合うのもおもしろいぞ
十鳥は
(そうなんですか?)と素朴に聞く
(まあ、オレも教師だしな)と、新崎は答えた
=完=