テストケースをウォッチング(これから
ここ最近の編集作業は、「ちょいクズ」の1話のネームも上がりペン入れ原稿のチェックを油揚メテオさんとキャーキャーやっていたり、タイトルロゴ発注やりとりなんかをしています。novです。
今回はネタも切れてきたことですので、「ちょいクズ」の販売戦略的なものをテストケースとして紹介します。
「ちょいクズ」の場合ですが1話あたりカラー1P、モノクロ24Pの電子書籍形式でkindleに配信していき、5話(多分)を合本にして120Pの紙の本をネクストパブリッシングさんのプリントオンデマンドでAmazonで販売する計画になっています。
電子書籍はKDPセレクト(kindle専売)のアダルトカテゴリで行きます。売るというよりkindle unlimitedの読み放題メインを考えています。
定価だと月額980円で利用者はまだまだ少ない読み放題サブスクのkindle unlimitedですが、Amazonの電子書籍ページでkindle unlimitedと表示されるなど、kindle unlimited 利用者には気軽に読んでもらえて分配金も受け取れるからです。
大手出版社のように多店舗多ストアに露出して売っていくという同じ土俵で戦うことは避けました。
これには理由もありまして、会う人会う人にアプリで漫画を読んでいるか、どのアプリで読んでいるかを聞いて回っているのですが、アプリで読む人のほとんどが数種類のストアアプリを使い「なるべくタダで読む」という行動をとっていました。
ネット上で多額の広告費を投下しているストアアプリですが、売っている物は他ストアと同じ物。安いかお得かでユーザーが動いている状況は、書店が近いか遠いかやポイント付くか付かないかで選ばれることを想起させ、近くに漫画喫茶や中古書店ができると売上が落ちる未来が見えるようです。
この漫画喫茶に近いイメージなのがサブスク(読み放題)です。
BOOK☆WALKERもサブスクが始まりましたが、アプリ内課金を回避して販売やサブスクを実現できるユーザー基盤をもつ(既にショッピングなどでカード登録済み等)Amazonの優位は揺るがないでしょう。
そんなこんなで「ちょいクズ」では「大手が乗り込んでくる前に初速でサブスクのランキングに露出してしまえ」が基本戦略です。今のところアダルトカテゴリの層はそれほど厚くないので頑張っていきたいと思います。
今後も経過なども書いていこうと思いますので、よろしくお付き合いください。
「ちょいクズ」ネーム公開中です。
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