コミュ障でもできる打診入門
ここまで読んだ方ならこう考えるはずだ。
「Twitterでダイレクトアタックだとか気軽に言うけどさー、そんなんで信用のない人間が出版しましょって言ったところでシカトされたり5chに晒されたりするだけじゃん?大体Twitterとかやってないし!」
確かに大した呟きもしなければ普段から作者さんと交流もしていないとなれば、怪しいアカウントから怪しいメッセージがきただけと思われてしまう可能性はあります。
どうしようどうしよう。打診文を書く手も震えるし心臓が激しいビートを刻んでゆく!無理無理、無理なのぉ!
でも諦めるのはまだ早い。
……だって俺たちにはなろうがあるじゃないか!
https://syosetu.com/site/publishing/
何人もの作者さんを狂喜乱舞させてきた左上の「メッセージがあります」の赤文字。
これ、実は大手出版社しか出せないわけではありません。そもそも出版社しか出せないとも書いてない。
足りない信用力は、なろうが補完してくれるのです。出版社系列の小説投稿サイトではできない素晴らしい仕組みです。
この仕組みを使って、作品の良い所と漫画化企画を送付させていただきたいのでご連絡をお待ちしていますと本名でお伝えしてみましょう。
ちなみに漫画化企画は副業編集者と作者さんにとって良いところがもう一つあって、改稿の手間がほとんどないというものがあります。校正も漫画で文字数が減るので少なくすみます。
これは仕事や生活の合間で執筆活動をされている上にどれだけ改稿しても原稿料も出ない作者さんには大きなメリットで、編集側も何度も間違い探しのように原稿を読み返さなくていいのです。
ラノベ編集者も何人か知人がいますが何人もの担当を抱えて大変そうです。
手間がかからないメリットを前面に、漫画が売れて原作も欲しいというニーズがあれば出しましょうくらいの企画でいけばいいと思います。
このようにリソース(チート作品)の奪い合いは、既に始まっているのかもしれません。だって読者を沢山抱えてる作品はそれだけでチートだもん。お気に入り作品が漫画になったらどこの出版社だとか気にせず見ちゃうじゃん?