副業について
さて、タイトルに副業作家ではなく副業漫画編集長とあるように、web小説を原作に漫画家さんに漫画を描いてもらって出版するのが主題なわけですが、100万円がなぜ必要なのか。
100万円は主に漫画を描いてもらうための原稿料に使いますが、ある程度のボリュームを確約する、いわゆる信用力に使います。
さすがに原作者さんも漫画家さんも徒手空拳の知らない人の怪しげな話にはのってくれません。100万円というのはこの足りない信用力を埋める最低ラインです。
「100万円用意したので話にのってくれませんか?」とやる訳ですね。「儲かったら印税たくさんあげるのでとりあえずタダでやって」は当たり前に通用しませんし、仕事をなめくさっていると思われてしまうので絶対にやめましょう。
それでも100万円なんてムリだという方は副業に向かないので回れ右でお願いします。
次に副業に向いている理由です。
印税は不労所得などと言われますが、出版はとても手離れがいいです。出してしまえばその後の作業があまり必要ありません。
副業においてこれはとても大きなメリットで、本業を圧迫せずに続けることができます。
販売はネットがやってくれるので仕入れに注力できるものとして、ネットで転売を副業にしている人がいますが、1件あたりの利幅が少ないため仕入れに相当な(自分の)人件費がかかります。
仕入れるものを探すのが好き(作業と感じない人)じゃないと続きません。
尚、副業漫画編集長の場合は仕入れたものをそのまま販売するのではなく、小説を漫画に加工して販売していきます。
より付加価値を付けるわけです。
次回は相場感など漫画発注のアレコレを書いてみようと思います。