3回目の異世界転生
「ファイアーボォォル!」
俺は最後の一撃を入れ魔王を倒すことのに成功した。
しかもこれは2回目だ。
「今度こそは元の世界に帰れるだろ....」
そんなことを考えながら俺はゲートへと歩く。
「2度あることは3度ある」
この世にはこんな言葉がある。そう、俺は......
「またかよ、」
3回目の異世界転生をしていた。
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せて、どうしようか。3回目の異世界転生。最初の異世転生の時はめちゃ驚いたり、最強のチート能力手に入れて満喫したりしていたがこれが3回目ということになるともう驚きもないし、さっさと帰りたいってのがある。
どうやら今までに手に入れた能力は全て使えるようだ。
1回目の転生時に手に入れた能力は魔力が無限手に入る能力。
2回目の転生時に手に入れた能力は相手の行動を1分後まで予知することができる能力。
の二つを手に入れた。他にも今まで覚えた魔法や頑張ってあげてきたステータスはそのままのようだ。
「時間を巻き戻す能力?」
どうやらこれが俺の3回目の異世界転生で与えられた能力のようだ。俺は1回目2回目の時同様だが能力についての情報は自分の頭に直接送り込まれるというか気づいた時にはそれについて理解しているのだ。
さておいて今回の能力の時間を巻き戻す能力というのは自由に時間を巻き戻すことができるようだ。この世界に転生してくるまでの時間は巻き戻せないようだがな、
「よぉーし、魔王倒すかぁ」
俺はさっそく町の中から宿を探しに歩きに行くのであった。