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ソウルピリオド  作者: の下
第2章 特別魂外対策本部
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84.唯菜の才能









少し休憩を挟む事になり、小さなブロックに腰を下ろす満。黒い汗が額から流れ落ちる。

「2人ともお疲れ様。和真、丁度良く相手出来てたわ。その調子よ。満ちゃんも上手く避けたり動きを目で追える様になってるわ、その調子」








2人が休憩しているとこにブロックから降りてきた唯菜が近くに来る。

「お褒めの言葉ありがとうございます!またやり過ぎるとあの姿になってしまうので、力を抜くのが大変ですが」

和真が難しそうな顔をし、逆に神経を研ぎ澄ませている様で疲れが出ている。

「大丈夫?なら次は私が満ちゃんの相手をするわ。戦うって言うより私はサポート側なんだけどね」








少し伸びをし、やる気を見せる唯菜。

「そんな!俺が相手しますから大丈夫ですよ」

「だめよ、それだと戦闘スタイルが偏っちゃうわよ。色んな相手と戦って経験は詰んだ方がいいからね」

唯菜はいつもはやる気がなくちゃらんぽらんに見えるが常に周りを見て状況を把握する能力がある。相手の本質を見抜く能力に長けているので望は唯菜と和真に満を任せたのだろう。









「さてそろそろ再開しましょうか。私のシャドーがどんなかは分かってるわね?」

「分かってる、糸だよな。何の型かはまだ分かってないけど糸を操るシャドーだって事は分かってる」

「型を見破るのも戦闘の中では大切な事ね。そうね、私と戦ってる中で私が何の型か当ててみて。訓練が終わった時に答えを教えてね」

「唯菜が何の型か…」







唯菜の目論見は戦闘中に満が相手の戦い方や何の型かを考えられる様にする事。常に頭で何かを考え、行動をする。それが出来る様にならなければただガムシャラに相手と戦う馬鹿になってしまうからだ。戦闘とは体を動かすだけではなく、常に頭を巡らせ働かせる。それを止めた方が負けへ近づくと唯菜は常々そう思っていた。









「サポート側だと言ってもちゃんと1人で戦えるくらいには訓練してるわ。和真に頼りっぱなしな訳ではないのよ」

満から距離を取り、向き直る。左手を前に突き出し戦闘スタイルになる。

「弱いなんて思ってない。この前の事、途中まではちゃんと覚えてる。俺はお前にも手も足も出なかった」

「あれは和真と2人で戦ってたから仕方ないのだけど。そうね…相手を甘く見ず、常に警戒する事よ」

唯菜が不敵な笑みを浮かべる。

「それじゃ…行くわよ」

唯菜の言葉と同時に満が動き始めた。






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