表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ソウルピリオド  作者: の下
第2章 特別魂外対策本部
84/90

83.成長する力








少しの休憩で回復した満。ずっと2人で話していた和真と唯菜が立ち上がる。

「回復したかしら?出来たなら訓練室行きましょうか」

「おう」

2人の後をついていく満。またあの姿になってしまうのかという不安があるものの強くなりたい気持ちの方が勝っている為、今日は何をするのかと期待しながらついていく。







訓練室に入り、2人が相談し始める。

「一昨日の作戦はだめだったわね。安直過ぎたのかしら?」

「そうかもしれませんね。俺の責任です…申し訳ありません」

「そんな事ないわ。私も賛成したんだから和真の責任ではないわ。でも今回はどうしましょ」

2人が唸りながら考える。満は何も意見が出来ないので2人の話を聞く事しか出来ない。








「やり過ぎがだめなら満の身体能力とシャドーの使いこなしを上げながらまた形状変化するのを待ってみますか?」

「今はそれしか無さそうね。それならまず和真のシャドーを見切らないとよね」

「なら今日は和真と戦うのか?」

「そうだな。戦うって言うよりも慣らす感じだけどな」

「慣らす…」

「お前自身が何が出来るかをちゃんと分かる様に体を慣らすんだ」






そう言うと和真が距離を取り、唯菜がブロックの上に乗り座る。最初に訓練した時と同じ状況になる。

「今日は軽い慣らしだ。まず目を慣らせ。反応速度と目を養うとこからだ」

和真の影から大きさの違う球体が何個も出てくる。満が構え袖から黒く鋭い爪を生やす。満に向けて球体を飛ばす和真。前回よりも速度が遅く目で追いやすい速さだ。







「これなら」

和真の球体を避け、他の球体を目で追いながら爪で弾く。

「いい動きだ。今はまだ遅いがもっと速くしていくから慣れろ」

必死に体に当たらない様に爪で球体を捌き、違う方向から飛んでくる球体を避ける。その動きに慣れてきたと同時に少し球体のスピードが上がる。







「いい調子だ。もっと周りを注意して神経尖らせろ。脚を止めるな」

集中を切らす事なく動き続ける満。その様子を遠目で見ている唯菜。

「望ちゃんが言ってた通り…あの子は多分成長が早いわ」

唯菜が呟き満の動きをじっと見続けていた。






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ