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ソウルピリオド  作者: の下
第2章 特別魂外対策本部
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82.スパルタ先生








「さて…魂外解放に関してはこれくらいですかね。ではここからは一昨日の復習の時間です」

にこやかに微笑み問題が書いてある紙を満に渡す。

「復習…」

苦笑いしながら明菜を見つめる満。明菜は文字通り満点を取らなければ復習が終わらず、復習が終わったと思っても新しいとこをやり始め、時間ギリギリまで頭に叩き込まれる。顔とは見合わずスパルタなのだ。







「今日は復習した後は算数ですね。簡単な計算は出来ないと困りますからね」

「おっおぅ…」

漢字の次は計算かと嘆く満。頭の中が沸騰しちまうよと苦い顔で紙を見る。

「復習ですよ。満点取れるよう頑張りましょう」

暖かい笑みな筈なのに冷たく感じるのは何故だろうか。問題用紙を埋め始める満。試練の時間が始まった。








何回も間違え、漸く全問正解になったのは1時間半後であった。快眠で疲れが消えたのも束の間、ぐったりとしながら机に突っ伏する満。

「全問正解出来ましたね!ではここからは算数の勉強です。簡単な計算しか出さないので大丈夫ですよ。まず足し算、引き算、掛け算、割り算は今日でちゃんと覚えましょう」






それからは教えられたやり方でひたすら問題を解いていく時間であった。満は思った。これなら手も足も出ず、ボコボコに和真にやられる方がマシだと。頭から湯気が出そうになりながら計算式を解いていく。どんどん難しくなってゆく計算式。数時間前に初めて教えられたとは思えない速度で解いてゆく満。それを嬉しそうに暖かな笑みで見つめる明菜。








終わった頃には頭から湯気を出し、目を回す満の姿があったと和真と唯菜は語った。








「明菜ちゃんの勉強はスパルタよね。私も授業受けた事あるから知ってるわ」

「笑顔は女神の如く、授業は閻魔の如くって言われてますもんね」

「あの授業のお陰でとんでもないお馬鹿さんでも普通ぐらいにはなるって言われてるものね」

「それくらい凄腕ではありますからね」







(しかばね)に成り果てている満を横目にご愁傷さまと言わんばかりに2人が話す。

「戦闘訓練…もう少し待ってくれ…」

ぐったりとしている満にこれは仕方ないと2人が話しながら満の回復を待った。





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