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ソウルピリオド  作者: の下
第2章 特別魂外対策本部
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77.謎の多い者








「実山ちゃんは本当いつもお説教しながらちゃんと手当してくれるわね」

「お節介過ぎておかんみたいですけどね」

2人が話しながらエレベーターの前に来てボタンを押す。既に止まっていたエレベーターの扉が開き、中に入ると60階を押し扉を閉めた。






「望に連絡しないとですね」

「それは大丈夫よ。さっき満ちゃんを治療してもらってる時にメッセージ飛ばしといたからすぐ来るんじゃないかしら」

「流石、仕事が早いですね」

60階に着き、エレベーターから降り直ぐ対策部の部屋に入った。







「来たか。待ってたぞ」

部屋に入ると自分の席に座って書類整理をしている望が2人を見る。

「早いわね望ちゃん、もう来てたの?」

「流石に来ないとだろ。満は大丈夫か?」

「満は気を失ってる。でも実山に治療してもらったから大丈夫だろ」

満をソファに寝かせる和真。2人も自分の席に座り、疲れた体を休ませる。







「で…あの写真はどういう事だ唯菜」

望が送られてきた写真について唯菜に問う。唯菜が困りながら口を開いた。

「それが分からないのよ。魂外解放とも違うような。前に言った形態とはまた違う形態にもなったの。まず満ちゃんは自我を持ってなかったわ」

「自我を持ってなかった?魂外解放で制御出来なかった訳ではないのか?」

「その線も疑った方がいいけどな。もし魂外解放なんだったらあの特訓の中で何かが当てはまったのかもしれないしな」






「………」

望が無言になり少し考え始める。何を考えているのか2人には分からなかったが疲れているため取り敢えず望に任せ、休んでいた。暫くして望が2人に質問をする。

「どんな特訓をしてたんだ?」

「何で形態変化したのか分からなかったからとにかく昨日と同じ感じでピンチになればいいと思ったんだ。だから俺と唯菜さんが少し本気で相手したんだが荒療治だったみたいで止めようとした時、あの姿になったんだよ」

「なるほど…確かに荒療治だな。満は謎な事が多いからな。それなら今後はとりあえず形態変化が出来るよう訓練してくれ。手加減をするんだ。もしまたあの姿になったらすぐ呼んでくれ。わかったな」

「手加減して相手するだけでいいのか?形態変化するかわからないぞ?」

「まだ分からない事が多い。無闇にまた本気でやってあの姿になったも大変だろ?手加減して傷付けないように元に戻す事が出来るか?」








2人が複雑な顔をし首を横に振る。

「正直、あの姿の満ちゃんは強いわ。手加減をしたらこっちが危ないわ」

「だから手加減をして元に戻すのは無理だろうな」

「なら今は様子を見ながら軽く相手して形態変化するかを見てくれ。よろしくな」

2人が返事をし、望が立ち上がる。満を抱え、部屋を出ていった。






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