表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ソウルピリオド  作者: の下
第2章 特別魂外対策本部
72/90

71.実山の来訪








「お疲れ様です。誰かいますでしょうか?」

見知らぬ白衣を着た男が部屋に入ってくる。

「誰だ?」

満が警戒しながら男に話しかける。男が満に気づくと軽く会釈をして目の前まで近寄ってきた。

「もしかして能宮満さんでしょうか?」

「そうだけど」

男の人が頷くと眼鏡をクイッと上げて自己紹介を始めた。







「自己紹介が遅くなりました。僕は実山信明(さねやまのぶあき)と申します。医療部の副部長をさせていただいております。よろしくお願いします」

「あっどうも…よろしく」

何処かで聞いた事ある名前だと思いながら軽く会釈をし、まじまじと顔を見る。そんな事は気にせず話を続ける実山。








実山はドがつく程、真面目そうな青年で暗い青色ので前髪がパッツン。少し伸びた前髪以外の髪もパッツン。眼鏡を掛けており、眼鏡が似合うナンバーワンなのではと思う程、眼鏡が似合っている。







「上沼本部長にこれを能宮さんに渡す様、言われてきました」

実山が満に小包を渡す。満は首を傾げながら受け取る。実山が説明を続け、話し始める。

「こちらは能宮さんの魂水安薬(こんすいあんやく)です。上沼本部長が作ってくれましたので早めにお渡しする事が出来ました」

満が閃いた顔をし、実山を見た。薗が話の中で"実山に持っていかせる"と言っていたのを思い出す。






「魂水安薬は1日に1粒だけの服用でお願いします。1粒で丸一日、水に触れても大丈夫な薬ですので多用しなくても大丈夫です」

「1粒で丸一日か、凄いな」

1粒飲んだだけで1日水に触れても大丈夫な体になれる、水に触れれるだけでも凄い事なのにと思いながら小包を見つめる。

「薬入れもお渡しします」

ポッケに入る程の小さなケースを貰う満。あまり実感が湧かないのかケースと小包を見つめる。







「では僕はお届けしましたのでこれで失礼します」

軽く会釈をすると早歩きで部屋を出ていった。実山が出ていった直ぐに入れ違いで唯菜と和真が部屋に入ってきた。






「満ちゃんおはよー…」

げっそりとした唯菜と和真を見て察する満。午後から予定が入っていても仕事が減る訳ではないのだなと遠慮がちに見つめる満。

「少し休んでから戦闘訓練でいいか…?」

げっそりとした和真が自分の席に着き投げかける。

「俺は構わない」

としか言えないと思いながら返事をする。







「休憩してる間に昨日起こった事説明したらどうかしら?」

唯菜もぐったりとしながら自分の席に座り体を休める。

「昨日起こった事?」

首を傾げる満に疲れ果てている和真が話し始めた。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ