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ソウルピリオド  作者: の下
第2章 特別魂外対策本部
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68.囀る朝






「おい」

アラーム音が(さえず)る中、満が望の体を揺らす。全然起きる気配のない望に生きているのか?と疑問を抱きながら体を揺する。

「おい、起きろよ。鳥が起こそうとしてるだろ」

アラーム設定で羽ばたき囀るデジタル鳥。全く起きない望にプンプン怒りながら囀る。






「おい起きろよ。また遅刻すんぞ」

背中を思い切り叩く。ガクッとし望が朧気ながら目を覚ます。

「やっと起きたか。また遅刻すんぞ」

「あぁ…もう朝か」

「部屋片付いたんだな。1人でやってたのか?」

「あと少しだったからな」






立ち上がると部屋を出て自分の部屋に向かう。少しして部屋から出てきた望は先程まで着ていたスーツとは違うスーツで出てきた。

「仕事行く前にクリーニングにでも出すか」

書類の入った鞄を持ち、満に体を向ける。

「今日は午前中に明菜の授業で午後に唯菜と和真の戦闘訓練だ。わかったか?」

「唯菜と和真は俺に合わせてて大丈夫なのかよ」

「そこは大丈夫だ。あの二人には午前で仕事を終わらせるように言っている」






言っているだけで午前で仕事が終わる量なのか疑問に思ったが口には出さないで聞く事にした満。

「そこであの2人から昨日の戦闘訓練での事を話されるだろうからちゃんと聞けよ」

玄関に向かう望に適当に返事をしながらついていく満。家を出て、車に向かう2人。今日はまだ時間に余裕がある為、超高速魂外有金道路(ちょうこうそくこんがいゆうきんどうろ)は乗らないだろうと予測する。







車に乗り込み、シートベルトをする。望がアクセルを踏み、車を走らせる。途中、馴染みのクリーニング屋に寄りスーツを渡して帰ってくる望。その間、1発も攻撃が通らなかった事を考え始める満。和真が球体のシャドーを自由に操る能力なら自分はどんな動きをすればいいのかと考える。その様子を望が横目で見ながら良い傾向だと思い、本部に向かう。







こんな気持ちだったのだろうかと遠い記憶を思い出しながら少し虚しそうな顔をする望に気づかず、満は和真をギタギタにする方法を考えていた。





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