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ソウルピリオド  作者: の下
第2章 特別魂外対策本部
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63.聞き込み







「あっ唯菜さんと和真さん、お2人も今日はお仕事お休みですか?」

「そうなのよ。1日に2組も休みなんて珍しいわね」

「こんな人数少なくて万年働き詰めの仕事場なのにな」

3人がたわいもない話をしていると誠が首を傾げて口を開く。







「満くんは寝てるのですか?そんなに疲れてるんですかね?」

「いやこいつは俺との訓練で気を失ってるだけだ」

訓練という言葉に目を輝かせる誠。

「和真くんが訓練の相手をしたのですか!?それは羨ましいです。今度僕もお相手お願いします!」

誠が羨ましそうな顔で和真にお願いする。和真が微妙な顔をし、悩んでいると唯菜が割って話し始めた。






「そうそう。聞きたい事があるんだけどシャドーの形が変わる魂外に会った事はあるかしら」

唯菜が真剣な顔で誠と聖華に聞く。聖華はモジモジしながら考え始め、誠も唸りながら考え始めた。

「会ってる確率なんて低いですよ。いる確率も低いんですから」

和真があまり期待せず2人を見る。







「あっ…あの1年前に誠さんと一緒に少し変わった事件を担当した事があるんですけど」

聖華が思い出したかの様に話し始める。

「変わった事件?」

「はい…犯人は絶対に魂外って断定出来てたんですけど殺されてしまった人達の傷跡が全員違かったんです」

「団体の殺人って訳じゃないのか?」

「団体にしては周りが全然荒らされてないし何より人目に付きやすい場所だったので個人の犯行と推測したんです」







そこまで聞いていた誠が大きな声を出し頷く。

「あーーーあの事件ですか!あれは確かに奇妙でしたね」

「それで結局犯人はどんな奴だったんだよ」

「確か動物型の魂外の犯行だったんですよ!」

「動物型?」

唯菜が首を傾げる。動物型で形を変える動物など思い浮かばないといった顔をし、誠と聖華を見つめる。






「はい…そのカメレオンの動物型だったんです」

「カメレオンってあのカメレオンか?」

「そうです。動物のカメレオンは色を変えて身を守るんですがその魂外は色を変えるのではなく、形態を変える事の出来る魂外だったんです」

「形態を変える事の出来る魂外…」







唯菜がボソッと呟き考え込む。その間、2人にどうなったかを聞く和真。

「それでどう逮捕したんだよ」

「逮捕も大変だったんですよ!僕と聖華くんのシャドーも真似されて手こずってしまって」

「真似出来るって凄いな」

「でも…その分、長く真似は出来なかったみたいですし劣化みたいなとこもあったので粘って捕まえる事が出来たんです」







3人の話を聞きながら唯菜が顔を上げ、口を開いた。

「それとはまた違うっぽいのよね。ちょっと難しいわ」

「先程から何を考えているんですか?唯菜くん」

誠と聖華が首を傾げ、唯菜に投げかけた。





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