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ソウルピリオド  作者: の下
第1章 出会う魂外
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5.飽きもせず





外に出ると近くにいた刑事が駆け寄ってくる。

「お疲れ様です。大食らいの魂外は仕留められましたでしょうか?」

ここにいる警察も刑事も自分達が人間でここでは無力なのがわかっているのか、望に頼りっきりである。



「まだ仕留めてはいない。長引きそうだから明日に持ち越しだ。いいか…絶対気を抜かずに見張っとけよ。交代するにも情報を伝える事を忘れるな。いいな…?」

威嚇の為に尻尾を一本生やし、地面にバシバシと叩きつける。

「持ち越し?!はっはい、わかりました!命懸けで見張ります」

近くにいた警察や他の刑事に急いで伝えに行く刑事。あの刑事は多分まだ新人の部類なのだろうなと思いながら尻尾を仕舞い、車の方に歩き出す望。



車に乗る前に廃工場を軽く見る。まだどうなるかはわからないが心躍らせているのは確かで明日が待ち遠しいのも事実。成長しているかもわからないが期待をしながら車に乗り、次の現場へと向かった。



次の日



警察、刑事は寝ていないのがわかるくらいヘトヘトになり、目の下にクマが出来ている。

「おい、俺は交代無しで見張れとは言ってないぞ。1日交代で見張れ。逃げられるよりマシだ」

昨日の新人刑事に伝える。神でも見る目で素直に首をブンブンと縦に降り伝えに走った。




逃げる事はないだろうと思っていても何が起きるか分からない状態である。あそこまで煽って逃げるならそれまでの者と思って切り捨てる気ではあるが、元は始末対象として上から命じられてここに来ている身分。また一から探すのは面倒だし上から怒られるのもごめんなので見張りはちゃんとしてもらわなければとちゃっかりしながら廃工場に入っていく。





静かではあるのだがと昨日と同じ事を思う望。辺りは静かなのだが、如何せん殺気がだだ漏れなので何処にいるかが丸わかり。本人が完璧に裏を取っていると思い込んでいるのも手に取る様にわかる。昨日から何度目かのため息をつき、眉間に手をあてる。残念過ぎるんだよなと思いながらまた飛びかかってくるのを待つ事にした。

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