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ソウルピリオド  作者: の下
第2章 特別魂外対策本部
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58.戦闘訓練任命







目を回しながらエレベーターに乗る事なく、階段を駆け登る望についていく満。60階の対策部の部屋に着いた時間が出勤時間ピッタリ。望が指輪をタイムスキャンに(かざ)す。タイムスキャンの望の文字が青く光り、出勤中になる。望は間に合った事にどっと疲れが出て膝を着いた。満は目を回しながらソファに倒れる様に座る。







「あらぁ珍しいわね望ちゃん。遅刻しそうになるなんて」

「理仁じゃあるまいし、しっかりしてください」

「おいっ何で俺が悪く言われてるんだよ!」

朝から元気な3人に声をかけられ、息を整えながらゆっくり立ち上がる望。






「煩いぞ。お前ら仕事は?」

望が眉間に皺を寄せながら自分のデスクに向かう。

「さっき和真から連絡があったんだけど私と和真は今日フリーなのよね」

「俺たちは今から出るとこだぜ」

理仁と紗夜が準備を終わらせ扉の方に向かう。

「じゃ行ってくるわ。満またな!」

「あまり無理なさらず頑張ってください」

対照的な2人が扉を開け、仕事に向かった。








「私と和真はフリーだったら今日は休み?」

唯菜の問いかけに望が首を横に振りながら口を開く。

「いや悪いが2人は今日から満の戦闘訓練についてくれ」

望の言葉に座り込んでいた満が勢いよく顔を上げる。








「聞いてないって!何で聞いてない事ばっかりやらせようとすんだよっ」

「お前に許可を得なきゃいけない事なんてないからな。和真が来たら満を連れて訓練室で戦闘訓練をよろしくな」

「戦闘訓練ってどこまでしていいの?」

「取り敢えず手は抜いてやれ。まだシャドーも上手く使えてないからな」

唯菜が軽く了解と返事をすると扉が勢いよく開き、和真が入ってきた。








「唯菜さん遅くなって申し訳ないです。今日は仕事がないのでオフになると思うのですがこの後、新しく出来たテーマパークにでも…」

和真がうきうきしながら入ってくるや否や唯菜にデートのお誘いをし始める。




「あらごめんなさい和真。今日はオフじゃないみたいなの。満ちゃんの戦闘訓練をよろしくされたから頑張りましょ」

全部言い切る前に唯菜がバッサリと断りながら仕事の内容を手短に伝える。嬉しそうだった和真が途端にどんよりと肩を落としながら満を睨みつける。








「さて!みっちりと扱いてあげるから覚悟してね」

「俺の意見は無視かよ」

唯菜が楽しそうに扉に向かい、それに不満がありながらもついていく満。和真がその2人の後ろをヨタヨタしながらついていった。






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