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ソウルピリオド  作者: の下
第2章 特別魂外対策本部
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48.挨拶回り⑭







いきなりの大声に満がびっくりし尊を睨みつける。

「そんないきなり大声出さなくてもいいだろ」

望も困った顔で尊を見ながら耳がキーンとしているのか頭を軽く振る。






「もっ申し訳ないです。でも望さんはバディを作らないと言ってたので衝撃で…」

申し訳なさそうにペコペコと頭を下げながら慌てて弁明する尊。

「昔はな、気が変わったんだ。取り敢えず困った事があったら教えてやってくれ」

「わかりました。僕なんかで教えられる事があれば喜んで」






尊が頷いたのと同時に背を向け扉を開く。

「また仕事で頼みたい事があったら来るな」

それだけ言い捨てて部屋を出た。2人が並んでエレベーターの前に立ち、ボタンを押す。エレベーターが1階に止まっているのを確認し待つ。






「次が問題の部署だな。何もないと良いんだが」

問題の部署と言う言葉に察し、満が口を開く。

「拷問部だな。望むところだ」

「喧嘩しに行くんじゃないんだぞ。お前が認めてもらえれば強い味方になる奴ばかりだ」







エレベーターが来て乗り込み、地下1階を押し扉を閉める。次の階が遠い為、満は低くなっていく景色を見ながら望に声をかけた。






「皆お前にバディが出来た事、驚いてるじゃねぇか。何で急に作ろうと思ったんだよ」

「前にも言ったがお前を能宮道幸から任された時から決めてた事だ。他が何と言おうとこれは変わらない」





何故頑なに自分をバディにしようとしているのか満には分からず、何か企んでいるのだろうかという考えすら浮かぶ。望を信用していない満から見ると望は不思議な奴で傲慢だが部下に慕われているというのはわかる。だからと言って自分も慕いたいと思わなければ大人しくバディでいたいとも思わない。満はいつでも望の首を掻き切る気でいた。







「着いたぞ」

地下1階に着き、エレベーターから降りる。まだ部署に入った訳でもないのに空気が悪く、ジメッとしている。望が拷問部と書かれた部屋の扉を開け、中に入っていった。




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