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ソウルピリオド  作者: の下
第2章 特別魂外対策本部
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44.挨拶回り⑩







「九尾に会えたのはよかったな。忙しいから会えないと思ったんだ」

「ラッキーでしたね。今日はこちらには来れないかと思っていたのですが仕事が一区切りしましたので」

微笑みながら九尾も立ち上がり、見送る。満も同じタイミングで立ち上がり、少し懐いたのか九尾を見てまたなとボソッと呟く。

「また会えるのを楽しみにしています。あっ満さん、ミラさんにはお気をつけくださいね」

九尾が心配そうにしながら2人を見送った。






エレベーターに来て、ボタンを押し来るのを待つ。満が先程よりも元気な素振りで望に質問をする。

「さっきから天吏も九尾もミラって奴に気をつけろって言うけどそんなにヤバい奴なのか?」

「あぁ…ミラか」

望が顎に手をやり、少し難しい顔をしながら応える。

「ミラは拷問部の本部長で外国の魂外なんだ。気難しくてな…良い奴だし信頼もしているんだが誰にでも睨むし鋭い助言?も言うからいい印象を持たれないと言うか。怖がられてるんだ」






紗夜の授業で聞いた拷問部の本部長。確かに外国の魂外で凄腕と言っていたのを満が思い出す。だが凄腕と言っても性格に難があるのはどうなのかと思ったがここにいるのは大体変な奴しかいなかったと思い直す。







「なら絶対に俺は何か言われるな」

「まぁ覚悟はしておいた方がいいな。だが拷問部は後回しにするからまだ気を楽にしとけ」

エレベーターが来て乗り込む。40階を押し扉が締まる。直ぐに着き、降りると魂外情報部と書かれた部屋に入った。







情報部の受付は発明部と同じく静かだ。受付のお姉さんのとこに行くと

「お疲れ様です望さん。お待ちしておりました。本部長は本部長室でお待ちです」

「流石、情報が早いな」

「昨日には新人が入った事を本部長は知っておりましたのでこの時間に望さんが来る事はわかっておりました」

「頼もしいな。報告ありがとな」

表情の硬いお姉さんはいえと一言言うと軽く頭を下げた。







望と満は部屋から出ていくと本部長室のある49階へ向かった。





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