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ソウルピリオド  作者: の下
第2章 特別魂外対策本部
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23.魂外医療部







次は魂外医療部の文字を指し、説明を始める。

「魂外医療部は先程言った魂水安薬を作ったり、魂外専門の病院でも活躍する方が多い部です。出回っている薬での事件も多いのでその場合に頼りにされるのが魂外医療部です。今は魂外の体の仕組みや魂外に必要な薬の研究をしてますね」





魂外医療部と書いてある文字から何本か線を引き、文字を書いていく、

「もっと色々な課があるのですが僕たちと親密なのが薬物検査課と死体検査課と身体検査課ですね。この3つの課は僕たちが関わる事件に協力してもらう事が多いです」

紗夜が3つの課を書き、重要と書く。どう重要なのかまだ満はピンと来ておらず、首を傾げていると





「そのうち分かるぞ。今はまだ事件に携わってないからな。お前も事件に関わっていくからその時知ればいい」

書類の整理が終わったのか見ていた望が声を掛ける。

「俺も事件に関わるのか?」

「タダでここに居させるわけないだろ。ちゃんと働いてもらうからな。じゃなきゃお前は強くもなれないぞ」

少し馬鹿にしたように言う望に余裕そうに返す満。

「俺はまだ伸び代があるからな。お前なんか直ぐにギタギタだ」




得意げに言う満に静かに笑いながら唯菜が口を開く。

「満ちゃんは望ちゃんをギタギタにしたいの?」

「そうだ。俺はこいつを絶対に殺すんだ」

望を睨みつけながら断言する。

「あら随分恨まれてるわね。望ちゃん何したの?」

唯菜が望の方を見て首を傾げる。和真がそれを見て悶えながら噛み締めているのがわかる。

「今回の事件の大物、大食らいの魂外がこいつだ」

「えっそれって殺してもいいから事件解決を頼まれてた案件じゃなかったっけ?」

「そうだったが事情があってな。こいつは俺を殺したいみたいだがこのままじゃ何百年経っても無理だ。だから仲間に引き入れて鍛えてやるんだよ」

話を聞いていた理仁が横から話に入る。

「自分を殺したがってる奴を鍛えるってやっぱ望は変わってんだな。よく色んな奴拾ってくるけどそのうち刺されそうだな」





笑いながら言う理仁にまた紗夜が背中から手を生やしビンタする。

「いっでぇぇぇ?!今日何回目?!てか何で叩くんだよっ」

「縁起でもない事言わないでください。説明の途中なんですが戻ってもいいですか、望さん」

シャドーを引っ込め望に確認する紗夜。

「あぁ途中でごめんな。俺はこいつをどう上に納得させるか考えるからよろしくな」

席を立ち、部屋から出ていく望。





「望ちゃんはああ見えて凄く多忙なんだよ。拾われてよかったわね、満ちゃん」

唯菜が優しく微笑み見つめる。

「よかったなんて思ってない。俺はあいつを殺せればそれでいいんだ」

そっぽを向いた満が紗夜に向き直り、説明を待った。

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