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ソウルピリオド  作者: の下
第2章 特別魂外対策本部
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15.有達理仁&谷島紗夜





去っていった2人を他が眺めていたが大きな声が空気を変えた。

「はいはいはーい!次俺の番ね」

デスクの椅子の背凭(せもた)れを前にして座っている男が勢いよく手を挙げ、その体制のまま自己紹介を始めた。

「俺は有達理仁(ありだちりひと)。皆と同じ魂外対策部の警部補だ。ここに居る奴ら変な奴が多いんだけどよ、悪い奴はいないからよろしくな」



人懐っこいニカッとした笑顔を向け、左手を軽く振る。理仁は髪が金髪で毛先だけ水色なのが目立つ。横髪が少し長く、後ろ髪が無造作に跳ねている。目は水色で透き通った様に綺麗な色をしている。上着を着ていないがスーツを身につけているのは分かる服装でシャツが綺麗にズボンに入っていないのを見ると几帳面な性格とは程遠い事が分かる。首にゴーグルを掛けており、着ている服には不釣り合いな格好。本人は全く気にしていないらしく通常運転で話し続ける。

「最後は紗夜だな」

紗夜と呼ばれた男?が満を見つめ話し始める。



「初めまして。魂外対策部、警部補の谷島紗夜(やじまさよ)です。よろしくお願いします」

理仁とは対照的で少しも笑わず、余計な話もせず自己紹介が終わった。

「おいおいそれだけかよ紗夜」

「余計な話なんていらないでしょ。理仁がお喋りなだけ」

顔を少し顰め、迷惑そうに理仁を見つめる。



紗夜は綺麗な顔立ちで美人という言葉がぴったり合う。髪は白髪で髪型はマッシュで右側の一部が長く内巻き。首が長く綺麗で襟足を刈り上げている為、尚長く綺麗に見える。長いまつ毛の隙間から見える切れ長の目は赤く物静か。口元には黒子があり、そこも魅力的である。シャツに紐リボンをしているがリボン結びはしておらず、軽く結んであるだけ。ズボンは黒スキニーの横が編み編みで素足が綺麗に見えている。背が高いと思っていたがハイヒールを履いている為、普通より高く見えている状態だ。背筋が綺麗に伸び、姿勢がとても良いから背が高く見えるというのもあるだろう。



「全員紹介し終わったな。満も簡単に自己紹介しとけ」

望に(うなが)され、満が疲れた素振りで話し始めた。

「能宮満だ。……よろしく」

生意気を言う気力も残っておらず、軽く自己紹介を終わらす。




「それじゃ本題に入るぞ。魂外の説明を上手く出来る奴、挙手」

望が近くにあったホワイトボードを指差し、説明出来る者を募集する。

「はいはいはいはーーーい!俺、俺っ!任せろって」

理仁が元気よく手を挙げ、アピールするが



「「却下」」



その場にいた全員が声を揃え、拒否した。

「ええええ?!何でだよっ、まだやってもないのに何で全員却下なんだよ?!」

理仁が騒いでいると望がため息をつく。

「だってねぇ…理仁に頼んだらさぁ」

「擬音ばかりで説明にならないだろうな。また一から説明する事になるのが目に見えてる」

唯菜と和真が呆れながら理仁を(なだ)める。




「紗夜頼んだぞ」

望が理仁がやり始める前に指名する。紗夜がやれやれといった様子でホワイトボードの前に立った。

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