序章2:青い世界
第2話!
国語は苦手科目なので拙いと思いますが、それでもいい方は次の話へどうぞ!«٩(*´ ꒳ `*)۶»
僕らのことは介入者と呼ばれている。介入者とは各世界を均衡に保つ、ちょっと神っぽい役割だ。
例えば、ある種によって星が独占されかけたら、それに効く病原菌をばら撒いたり、隕石が衝突してぶっ壊れそうになったら軌道を変える、とかとかやって修正している。つまり僕ら介入者の結果によっては、幸にも不幸にもなるってわけだ。そんな重要な役割なので、僕ら3人ともが現地に行って調査し、話し合ってどう環境の設定を変えるのか決めるのだ。
「ちょっとミズキ?何ボーッとしてんの?置いていくわよ?」
ハッと僕は現実に戻った。
「ああごめんごめん。誰かに僕らのことを説明して欲しそうな声がして…」
「はあ?ちょっと意味わからないんだけど。」
「おっ、あそこに何かいるぞ!」
とホムラは岩の上に向かって指を差していた。といっても水中なので実際にはそれより離れた位置にいた。
「さっそく生き物発見〜!この世界を知るにはまず生き物に出会わなくっちゃ、環境がわからないものね!」
ここの世界の美しさも相まってすっかりハナは上機嫌だった。
「わあ、丸っこくてふよふよ泳いでて可愛い!シャボン玉みたいだね。」
「なんかすごく弱そうだよな。ちゃんと生きていけてんのか?」
と思い思いにその生き物の感想を言いながら、ホムラは僕に問いかけてきた。
「あれは…クラゲみたいなものだね。見た目はああだし逃げるのは遅そうだけど、毒を持っているから簡単には食べられないよ。」
と、いつのまにかハナが話しかけに行こうとしていた。
「あ、ちょっと、その見た目で話しかけにいくのか?」
ハナは危なかった、とでも言いたそうに焦った顔をしていた。
「いけないいけない、怪しまれにくいように見た目を合わせて、言語も合わせて…」
とみるみるうちに対象の姿に合わせていく。彼女の特殊能力のようなもので、そっくりな見た目、言語に変わり、コミュニケーションを取ることで、問題がないか探ってもらっている。
「…!……」
「……?」
いつものことだが、僕とホムラにはわからない会話が繰り広げられていた。
「…俺らにはわからないせいで、あいつがうまくいっているのかいつも不安なんだが。」
「まあ機嫌を損ねない限りは大丈夫だよ。」
僕とホムラは笑いあいながらハナが戻ってくるのを待った。何か黒い影が迫ってくるのに気づかないまま…
ずっと書いていると文が長すぎないかとか色々気にしちゃいますね(´⊙ω⊙`)
各章5話くらいで完結したいので、頑張ります!