序章1:青い世界
知り合いが小説を書いてまして、私もノリでやってみました( ・∇・)
ペースとしては3〜7日にかけて書いてこうかなと思ってます。誤字脱字その他コメントあればお気軽に〜
「…着いたか」
世界を繋げる扉を開くとそこには、澄んだ青が広がった綺麗な場所だった。
「すごく綺麗な世界ね!前回行った、ガスのせいで視界が見えないほど淀んだ所とは大違い!」
それを聞いた温かみのある橙色の髪をもつガタイのいい仲間、ホムラがムッと顔をしかめた。
「そんなこと軽々しく言うもんじゃないぞ、ハナ。あいつらにとってはあの曇ったガスが生きるために必要なもんだからよ。」
また説教か、とため息をつくハナと呼ばれた仲間は翡翠色の髪を風になびかせながら黄色い瞳を仲間に向ける。
「わかってはいるけどさ、キレイじゃないし、何より10m先が見えないなんてストレスじゃない!」
「だからミズキが作ったゴーグルみたいなやつを使えって言ったじゃないかよ。」
そう言いながら先程まで使っていた道具を左ポケットから取り出しながら右手で僕を指した。
「だってダサいじゃない!ミズキってモノづくりがすごく上手だけどセンスがいっつもないから着けたくないわ!」
グサリ、と僕の心がダメージを受けた気がした。
「いやぁまぁ確かにハナの好物の苺を柄にするのはどうかとは思ったけどよ…しかも色をバラバラにして。」
ひきつった顔を僕に向ける。
「だ、だって帽子作ったときに色味が少ないって言われたから…」
カバンから、以前にハナから注文を受けて作った帽子を取り出す。
「灰色の帽子なんて華やかさがないわよ。今回は極端すぎだし。」
もう一発メンタルにダメージを負ってしまった…
「おい、もうすぐ地面?水面?だぞ」
ホムラの声を聞いて着地の準備をする。
一見美しく平和に見えるこの世界では、何が待ち構えているのだろうか…
導入というか、主人公たちのかるーーい自己紹介を兼ねて書いてみました。書いてみると意外と文字が少なっ!
でも短いほうがサクッと読めるかもしれないのでその方向で行こうかと思います。