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第1章「変わらない日常①」
第1章「変わらない日常1」
今日もまた仕事だ。
俺は毎日変わらない日々を過ごしている。
これだけ社会は進歩したというのに
俺の生活は少しも変わらない。
毎日が同じで退屈になる。
会社へ行き仕事をし、そして家に帰り寝る。
日々がこれの繰り返しだ。
AIが社会を変革すると言われて長らくするが、
サラリーマンとしての俺の生活は変わらない。
ふと俺は時計を見た。
時計は7時30分を指していた。
もう会社に行く時間だ。
俺は重い体を起こし、疲れ眼で会社へ向かう。
俺はいつまでこの生活を繰り返すこととなるのだろう。
まるで永久に繰り返すように感じていた。
あの日が来るまでは。