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ものづくりの萌芽

なかなか前に進みませんが、よろしくおねがいします。

えええと。皆様。お元気でしょうか。あいも変わらず、女の園に住んでおります。これで私が男性だったら完全なのですが、まあ、人生なかなかうまくいかないものです。うまくいかないで、思い出しましたが、ついにこの間私は、許嫁であるという王子様に会いました。これが7歳のガキ、いえいえ、活発なお子さんでちょっとうんざりしました。しかし、一緒についてきた5歳の次男は少し見込みがありそうです。もちろん友達としてですが。


「アンさま、王子様いかがでしたかぁ?」

「あの子は、こどもでちゅ。」


そういうと、ちょっと乳母達は、笑っておりました。


「あとちょっとよくないとおもいまちゅ。みなちゃんの胸ばかりみてまちた!」


そういうと皆んな苦笑しておりました。


「女たらちでちゅ。」


そういうと、誰がそんな言葉を教えたか、誰の責任かと追求するいきおいでした。これから言葉には気をつけねば。いけない、いけない。


「いずれあの方が王様になるのです。アンさまはあのお方を支える存在になるのですよ。旦那さまの悪口など、持ってのほかですよお。」


メイド長、強い言い方だが目は優しい。いい人や。一生付いてったろ。


ところで、残念なことがわかりました。私はどうも体力がないようで、すぐ疲れてしまいます。もし、独り立ちしなくてはならなくなっても、冒険者とか騎士とか無理そうです。他の道を考えなくてはいけません。王族は側室を持つのが当たり前だそうで、まあ放っておいてくれればそれでもいいですが、ああいうざい人との生活も難しそうですし。何か将来のための技能を身につけなければ。


そんなこんなで3歳になりました。朗報です。暇なので手遊びで作っていた折り紙が大好評です。ちょっと加工してイヤリングやブローチに加工したら、どうも、王族の方々すら欲しがったとメイド長から聞きました。もしかしたら、ものづくりで生活できるかもしれません。


「アンさま、これって、もっと作っていただくことは可能でしょうか」

「いいけど、わたちが作ったってことは、ないちょに。それから売らないで、あくまでも、公爵家からの贈り物にちてね。」


これを聞いて感心した乳母たちが多かったそうな。頑張るぞ!

読んでくださってありがとうございます。

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