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二度あることは三度ある

仏の顔も三度まで。よく言われました。

ああ、体が動かない。これって、俺、赤ん坊になったってことでいいのかな。それにしても女か。どうしよう。ここで、三度目の人生のために準備することはできるが。二度あることは三度あるからね。でもまてよ、あの意地悪な神様のことだ。絶対、何かどんでん返しを用意するよな。とすると、素直に楽しんだ方がいいのかな。だって、俺の二度目の人生も前の人生を完全に捨てていたからあったのかもしれないし。ところがだ、そのうち、何も考えられなくなった。赤ん坊の体でいろいろ考えるのには限界がありそうだ。


それにしても全然、目が見えるようにならないもんだな。光とぼんやりした形はわかるんだが。誰かが話しているのもわかるが、これも何だか意味がわからない音の羅列として入ってくるようだ。だが、なんだか体がふわふわ。。。。。。。くぅ〜〜〜〜〜。


半年して、ちょっとは、ましになりました。物の形の認識も近くであればもんだいありません。話されている言語もなんとなくですが、わかります。だって、繰り返しばかりだし。


綺麗な、大きな人たちのどれかがお袋さんらしい。何人も女の人がいるんでどれかが、俺の母さんでしょう。そうにちがいない。親父さんはどこだがわからないが。それにしても、おれは、やっぱり女として転生したようです。ついてなかったし。軽くショックで泣いたのは内緒です。


まだいいけど、そろそろ腹をくくらなくてはならないようです。



びっくりです。どうやら、おれは、この国で貴族の娘として転生していたようです。普通の村娘とか、町娘に転生させないあの神様に微妙な悪意を感じます。あいつはぜったいサドです。俺がおたおたしているのを見て、絶対笑っているはずです。これが、神々の遊びというやつでしょうか。泣きたいです。


もっとショックなことがありました。俺にはどうやら、許嫁がいるようです。それが、なんとこの国の第1王子らしいです。ボスケテ。たくさんいた母さんだと思った人たちは、どうやら乳母だったらしいです。もっと困ったのは、俺はどうやら、男の人たちから断絶させられて生活しなくてはならないようです。ふざくんな!


「アン様、ほらほら、もっと淑女然とせねばなりませんよぉ。アン様は、将来はこの国の王妃様となられるお方、ほら、座り方がおかしいですよ!ああ、かわいいでちゅねえ。」


なんで俺は、こうやって淑女になるための教育を受けなくてはならないんですか。まだ日本だったら赤ちゃんですよ、俺!


三度目に向けてこの二度目も捨てるべきなんでしょうか。助けて神様、というより、助けろ、神様!


なんかいいことないですか。ぐぅ〜。

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