責める時間
「おい、皆起きろッ」 俺は叫んだ。その声に4人が目覚め辺りを見回した。 やはり、この状況が理解できないようだ。 「どうなってんだ」 俺に起こされた4人は口々に呟いた。 すると、4人が俺のほうを向いてきた。 「俺はお前の声で起こされた。何か知ってるのか」 俺は、幼馴染に責められた。 というか、意味不明だ。 確かに起こしたのは俺だが、 「何か知っているのか」という幼馴染の発言には、 繋がらない。つまり、起こした俺を犯人扱いしているのか? 「どうなんだ」 幼馴染に変わり、次は、兄に、責められた。 4人の俺を見る目がだんだん鋭くなっていく。 「何故で俺が犯人にならなくてはならない?」 俺は、質問には答えず逆に質問した。 「質問に質問で返すのはルール違反だ」 友達が言った。 畜生ッ、何なんだってんだ。 皆して俺を責めやがって。 誰か助けてくれ。 俺は、恋人を見た。 「なぁ、君は俺を信じてくれるよな」 「話をそらすなッ」 兄が言った。 「お前には言ってない」と、俺は反撃。 そして恋人を見つめ直した。 そして、もう一度、 「君は俺を信じてく・・・・・」「質問に答えて」 恋人に話を遮られた。 恋人まで俺を疑うのかっ。畜生ッ酷ぇな。人間って。 「俺は、犯人じゃない。 大体なんで、俺がお前らをここに閉じ込める必要があるんだ?」 と、俺は皆の質問に答えた。 すると、 「嘘つけッ。」兄と幼馴染の言葉が重なった。 何で正直に答えたのにまだ疑われなきゃいけねぇんだ?畜生ッ。 人間って酷ぇな。つくづく思うよ。