死刑の時間
そう、俺は、選択させられた者だ。 つまり、 「死刑・・・・・なのか」 嫌だ。 「ふざけんなよ」 何で、こんなことに・・・・・。 「死・・・・・死ぬのか?俺」 「えぇ、では。死刑を、執行します」 あの機械の女性の声だ。 「嫌だッ。嫌だッ。ふざけんな。死にたくない」 俺は、必死で叫んだ。 しかし、 「安心してください。人はいつか必ず死にます。これ、当たり前の常識です。あなたは、少し、早く死ぬだけ。大丈夫ですよ。はい」 返ってきた言葉は、死の事についてだった。 「死にたくない・・・・・」 「くどいですよ。あなた」 「うるさッぁぁぁぁぁぁいッ」 「では、死んでください」 文句言う暇も与えてくれないってか?畜生ッ。 ドッカーンという音と共に俺の体が、爆発した。 結局最後まで生き残れなかったぜ。 畜生ッ。
遂に、10話まで来ました。これからも頑張りますので応援よろしくお願いします。




