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とあるなろう作家の気持ち  作者: 0
再びエッセイ的ななにか
85/95

短編を一ヶ月で十六本書いてみた!

ハイファンタジー大好きです。


 短編作品を十六本書いてみて気がついたことは、


 ――起承転結のつけ方が難しい、ということです。


 特に『結』――物語の締めた方。

 今回書き上げた作品の中には、かなり力技になった作品もありました。


 一万字の中で起承転結を付けるのがとても難しかったです。


 特にファンタジー!


 起承で書くこと多すぎです。

 正直、相性ファンタジーと短編の相性はあんまりよくないです。


 短編の文字数は、短編の内容の規模感に大きく影響してきます。


 短編の物語は大きく分けると、三つの規模感に分けられます。

 物語全体、物語の一部、物語の一コマ。


 ①物語全体を書く。

 結論から言うと一万字以内の短編でやるべきではないです。

 やるなとは言いませんが、かなりの苦難の道のりです。

 二万字は欲しいところです。

 

 個人的には一万字以内でちゃんと物語全体を書ききった作品は、

 『NPCは終わる世界であなたを待つ』

 (作品URL:https://ncode.syosetu.com/n8417fa/)

 現状ではこの作品しか知らないです。


 ②物語の一部を書く。

 物語の一部というのは章、または章の一部です。一部を概要化して書く。

 物語を短編として書くのであれば、これが一番無難でしょう。

 没入感をもってもらうのは難しいかもしれないですけど、書きたい物語の方向性は伝えることができます。


 ③物語の一コマを書く。

 一部の中の一コマです。物語というより書きたい情景(シーン)ですね。

 物語はあんまり関係ないです。こういうの書きたい! 読みたい! の具現化した作品です。

 書きたいシーンだけ書くので一番書きやすいですし、文字数も抑えることができます。

 アイデアの勝利です。


 短編の定義はあってないようなものなので、書きたいだけ文字数を費やすことができますが、ここでは一万字以下を想定しました。一本で二万字書くならそれを連載小説にして書きます。


 一万字以内の短編であれば、③を書くか、世界観の説明を放り投げてわかってる人に向けて②で書くかが収まり良いです。


 特に『異世界恋愛』ではその傾向が強いと感じました。

 玉石混交の素人小説投稿サイトの中でもあのジャンルは魔境です。


 すべてのジャンルに対して言えることですが、短い文字数でいかに読み手を楽しませることができるか。

 そこに書き手の腕が試されている気がします……!


気がつけば本エッセイも十万字を越えていました……!

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