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とあるなろう作家の気持ち  作者: 0
自己レビュー的ななにか
83/95

個人的な手ごたえの話をしよう!

このエッセイも今月でひとまず終わる予定です!


 このエッセイが公開されるころには十月も終わり、秋の短編祭りも終わっていることでしょう。


 ふと書き手である私の書いた手ごたえと、読み手の反応の手ごたえの乖離を知りたくて本話を書き始めました。


 短編を公開した順番には特に意味はありません。

 物語を書き上げた順です。


 十六本の短編を一ヶ月で書き上げました。

 個人的には続きが読みたいし、書きたいものばかりです。


 ただやはり、相対的な評価のよしあしは読み手ならずとも、書き手にもあります。

 先入観をもたずに読んで欲しいので、先述のレビューでは触れませんでしたが。


 そこで私の書きごたえのよかったものから降順に並べてみるとこのようになります。


・冒険したくない冒険者の冒険

・想いを叶えるたった一つの方法

・正しい催眠魔法の使い方

・声なき魔法使い:無詠唱魔法の心得

・どうやっても俺の子孫は世界を滅ぼすらしい


 >>|上出来の壁|>>


・ルウと愉快な仲間たち

・追放処刑人ザマス

・悪逆の悪役令嬢

・どしたん? はなし聞こか?

・理想の幻想~ファンタジー世界にブラック企業がないなんてファンタジーだった件~


 >>|及第点の壁|>>


・好色不能男の女難

・転生者絶対コロ介

・神様が転生

・真の勇者は戦場を選ばない

・魔人流離譚:かごめと夢と懸け橋と

・就活戦線異常なし!


 >>|悪くはない壁|>>


 ・転生×転生:二人の秘密


 >>|越えられない壁|>>


 ・勘違い成り上がり街道録



 上出来の壁を越えた物語は、よくやったと言いたいです。

 はやくこの続き読みたいなぁ……、と思いながら書いていました。


 及第点の壁を越えた物語は、手前味噌ですがいい出来映えだと思います。

 尺の都合でちょっと書けなかった部分も多いけど、短編物語としてまとめることができました。


 悪くはない壁を越えた物語は、文字通り短編としても悪くはないと思っているんですけど、長編を無理やり短編にした弊害でちょっと駆け足気味であったり、説明不足のため万人には受けないだろうな、という印象です。


 例えば『コロ介』では、当初は異世界転生者をぶち○そうとしたんですが、どうしても尺が足りなくて現状の相手へ全面改訂しました。『魔人流離譚』のようなSFローファンタジーは、そもそも尺的に一万字前後の短編が厳しいです。この二作品は特に不完全燃焼を感じます……。長編だとおもしろいんです……きっと……そのはずです……。


 越えられない壁を越えた物語は、可もなく不可もなくという印象です。

『転生×転生』ではハイファンタジーの日常系? みたいな物語を書いてみたかったので、他の物語と違って話に大きな山場がありません。そのため、書いていて「物語としてこれでいいのかな……?」と自問自答しながら書き上げました。


 最後に超えられない壁を越えられなかった物語。

 これは書いていて辛かったです。執筆途中で向いてないなと感じましたが、意地で書き上げました。

 勘違い物語の特性上、勘違いする人とされる人の二つの視点が物語には必要で、同じ対象を二つの視点から描写することで勘違いを演出します。

 これは読む分には楽しいですが、書く分にはくどく感じました。そう感じるあたりが向いていないのだと思います。


 どの物語が評価されるにせよ、次に書く連載物語はまずはこのエッセイの総合評価を越えられるように精進したいと思います。


『真の勇者は戦場を選ばない』が薄い界隈とは言え、短編の月間ランキング一位に躍り出ていました。びっくりです!

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