『追放処刑人ザマス』
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☆追放処刑人ザマス(ハイファンタジー×追放)
【概要】
追放された者たちを人知れず葬り去ることを生業とする者、それが追放処刑人。
追放処刑人ザマスは今日も不穏な芽を摘み取る。
――追放された国を見返す? 粛清対象です。
【あらすじ】
追放処刑人として育てられたザマスには、心、というものがわからない。
ザマスにあるのは命令にしたがい、追放人を効率的に処すこと。
ザマスはある日の任務の帰り道で一人の少女と出会う。
怪我をしていた彼女を助けた縁で二人は交流を持つようになる。
彼女の温かさに触れていく中でザマスは、心を知っていく。
しかし、その道は温かいものばかりではなかった。
【レビュー】
始末する者と始末される者が織りなす物語です。
追放系の物語はざまあと組合さることが多い印象です。
そう考えると追放して、はいおしまい、じゃなくて止めを刺すことも重要になってくるのではないでしょうか。立場のある人物を追放して、はいおしまい、は情報漏洩の危険性が高いでしょう。
嗜好の問題で、私はそこまで追放系には馴染みがないのですが、個人的には追放される側の主人公サイドも重要なことは事前に報告連絡相談しておくべきだと思います。
実は~、は個人で動いている人は構いませんが、組織で動いている人に後からそんなことされたらグーパンものです。居場所がないんじゃなくて、ただの意思疎通の怠慢の結果のように感じます。そんな奴を信用する方が難しくないですか。隠している、または隠されているものをどうやってわかれと……。
そうした追放した奴が後から「実は~」とか言って重要な情報を漏らそうものなら、ヤるしかないです。そう言った事態を防ぐために、追放された人を秘密裏に始末するのが追放処刑人です。
短編では追放要素あんまりないです。
追放処刑人として働く描写なんかを挟んでしまったら一万字程度じゃ収まらないです。
短編では必要最低限以外のことは書けないです。
連載したら、短編の描写に加えて、追放処刑人の側面を掘り下げつつ、ザマスがヒロインとの交流を得て、人の暖かさを知っていく物語を書く予定です。
連載した場合でも、他の候補作品と比べて長くはならない予定です。
始末する者と始末される者が優しさの下で重なり合う、そんな物語を読みたい人は是非一度読んでみてください。
明日は『神様が転生』を公開予定です!




