あなたの小説への影響力を語りたい!
作者は猫のプロでも何でありません!
ただの猫好きです! かわいいです!
投稿した小説への評価とブックマーク。
これが書き手にとってどのくらい嬉しいことだと思いますか?
まず最初にはっきり言いましょう。
――猫にチュール、だと。
私も読み専の時に、
『ポイントくれくれー』『ブクマしてしてー』(意訳)
そういう内容をよく見かけました。
それでも基本的にぽちったりすることはなかったです。
完結お祝いでぽちっと、更新が滞ってきたら、
『がんばれーッ!』
こういう気持ちでぽちぽちしてました。
書き手が猫だとする。
評価は水。ブックマークは餌です。
猫は水に敏感です。
一説によると人以上に水には敏感であるとも言われています。
私の知っている猫も水を変えると、水を飲まなくなったことがありました。
そして"猫舌"と言われるように温度にも敏感。
つまり、高評価(=いい水)だと嬉しいなー! という感じです。
高評価を貰ったし、手が空いたら積極的に書こう(=飲もう)という感じに発展します。
また、人間に限らず猫も食事にはうるさいです。
読み手としては、スーパーの大容量で売っている最安のカリカリのキャットフードぐらいの気持ちかもしれません。
書き手としては、それがチュールくらい嬉しいです。カリカリが嫌いな猫はいても、チュールが嫌いな猫はいまだかつて見たことがありません。
人で例えると、バレンタインの日に貰う異性からのチョコレート、喫煙者にとっての煙草、仕事後に頂くキンキンに冷えたビール。
明日からがんばろう! とブックマークにはそう思わせてくれるだけの力があるのです。
もちろん壊滅的におもしろくなかったら、ブックマークをする必要はないです。
ただその評価、ブックマークが作品の『明日』を作るんです。
つまり、おもしろいからブックマークする以外に、ブックマークしたからこそ作品に明日が生まれ、その結果としておもしろくなる。ということがあり得ると思います。
小説は書かなくてはおもしろくなりようがないです。
逆説的に言うと「私の脳内の小説はおもしろいんです。わかってください」
――わかっていただけます?
私も書き手になって知りました。
この「え? みんな見てくれてる? それともそんなに私の小説はそんなにつまんない?」感。
実際のところ、本当につまらないのかもしれません。それはわかりません。
でも、ブックマークしてくれている人がいると、評価をくれる人がいると私は、
「少なくともこの人たちの期待には応えたい」
そう思います。
この行為に名前が必要であれば『返報性の法則』です。
何かを貰ったら何かを返したい。早い話が恩返し。
他にも誤字脱字の報告は、部活や仕事中の差し入れくらい嬉しいです。
――え? 本当に? いいの? ありがとう。もうちょっとがんばるよ。
書き手をこんな気持ちにさせてくれます。
評価やブックマークほど長く続くものではありませんが、その瞬間のやる気を高めてくれます。
これも書き手になってわかりましたが誤字脱字、誤表記はどんなにがんばっても出ます。
もちろん、執筆中、投稿前に確認はします。でも、出るんです。朝にでる目ヤニのようなものです。書き手の生理現象です。
ちなみに感想は、異性からの愛の告白くらい嬉しいです!
意中の人からでなくても嬉しくないでしょうか。少なくとも私は一人の人間として嬉しいです。
犬は幼少期に吠えられ、追いかけ回され、噛まれた過去があるのがトラウマです。
その経験以来、吠える=気性荒い=噛むというイメージが……。
でも、最近がんばって大型犬と触れ合い、初めて能動的に触りました!