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とあるなろう作家の気持ち  作者: 0
自己レビュー的ななにか
67/95

『好色不能男の女難』

作品URL:https://ncode.syosetu.com/n7456jl/


☆好色不能男の女難|(ハイファンタジー×あべこべ)


【概要】

 不能によって清廉潔白を装う人並みにスケベな男レンマが、女神教の聖女として女だらけのパーティーで旅をする。

 ――天は彼に二物を与えたが、イチモツは与えなかった。


【あらすじ】

 二十歳を迎えたレンマ・エリナケウスは、イケメンで文武に秀でた秀才。

 誰もが羨む彼にはどうしても守りたい秘密があった。


 ――彼は不能であった。


 ストイックと評判のレンマには浮いた話一つない。

 ――不能だからである。

 女の子が好きでたまらないが最後の一線は守り続けた。

 ――不能を隠すために。


 そんなある日。魔王討伐を目指していた聖女が姿を消した。

 レンマは周囲の勘違いから、次の聖女ならぬ聖男の座を射止めてしまう。

 のらりくらり躱そうとするレンマの耳に飛び込んできたのは、魔王の蔵には全ての呪いを治す魔導書があるという話。


 レンマは決めた。

 そう、すべては下半身――じゃなかった、世界の解放のために!

 悶々ハーレム男の苦悩と日常を描く。イケない男がイク邪道系ラブコメディ。


【レビュー】

 羨ましそうで羨ましくないハーレム物語です。

「天は二物を与えず」「陰茎(イチモツ)」「腹に一物(いちもつ)」をねるねるねるねしてレンマが錬成されました。


 羨まや……しいかな? うーん、なんかよく見ると羨ましくはないかなぁ、という立ち位置のレンマ。

 イケメンで文武両道で異性にモテて――と完璧に見える主人公は一見すごく羨ましく思えますが、裏側を見ると「あれ? 案外そうでもない?」という具合です。


 容姿が優れていてもその先の関係に進めなかったら辛くないですか。

 なまし異性が寄ってくるだけに毎日が生殺しです。

 文武両道と言うのも、学生時代に青春を置き去りにして人並み以上に勉強や体を鍛えた結果と知れば、そりゃあそうだ、と。灰色の青春時代を聞いて羨ましいとは思わないでしょう。

 言い寄ってくる異性が例え容姿端麗でも、それが奇人変人だったらあんまり嬉しくないかもしれません。


 とまぁコミカルな話を書きたいと思った結果、コミカルな設定の物語ができました。

 そこに少し個性の強い女性たちを添えまして……。

 あとは残念イケメンの主人公を用意して……。


 ――できあがったのが『好色不能男の女難』です。


 レンマの目標は、魔王を倒すことでも、自分が王様になることでもない。

 ただ、おてぃんおてぃんに掛けられた不能の魔法により失った男の尊厳を取り戻すため、レンマはイカれた仲間たちと魔王城にあるという魔導書を求めて厳しい旅に出ます。


 連載したら、レンマが仲間を集めて、ときに寄り道をしながら魔王城を目指す物語になる予定です。

 

  聖女が男だったり、聖女の仲間が犯罪者だったりするあべこべ珍道中、そんな物語を読みたい人は是非一度読んでみてください。


明日は『声なき魔法使い:無詠唱魔法の心得』を公開予定です!

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